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言葉には力がある!

はじめまして。
高校3年生、受験期真っ只中のものです。
不定期に書いていこうと思います。
あくまで、高3がほざいてると思って見てください。

書く内容について、悩みましたが今回と次回は
自分が大切にしている2つの言葉について、書いてみようと思います。

早速、僕は高校3年生で今年の夏までは、いわゆる高校球児でした。
少年野球、ボーイズリーグと野球をしてきて、どちらかと言うと上手い選手でレギュラーは当然って感じだったんです。
正直なところ、調子に乗ってました。
言葉は悪いですが、ベンチの選手、大会のメンバーをはずれた選手が、練習では声を出して、我々レギュラー組は、黙々と練習をこなす。
今思えば、ぶん殴りたい選手でした。
そんな僕は当然、高校野球でもさらーっと練習をこなして、高校3年ではレギュラーとって、クリーンナップを打って・・・なんて、思い描いてました。
しかし、いざ高校野球が始まると、様子が違ったんです。
中学で磨いた守備範囲からは軽々打球が先をゆき。
当たり前のように打ってたボールも気づけばキャッチャーのミットの中。
中学では、1番速かったはずが、走ると前には多くの選手がいる。
「あれ?入る競技間違えた?」そんな気持ちすら生まれるくらい、凄い世界が広がってました。

時は過ぎ、3年生の夏大会が終わり、2年生と我々1年生による新チームが始動しました。
自分のチーム内での役割がいまいち分からず、
正直しんどい毎日。
そんなある日、1つの練習が自分の役割を見出してくれました。「ティーバッティング」です。
何百という球を打ち続け、チームメイトはみんなクタクタ、倒れる寸前くらいみんな打っていました。
そのとき、指導者の方から「くす、お前1人バカになってくれ。」と、言われました。
プライドの塊で、盛り上げ役などしたことない僕にとっては、恥ずかしかったですが、役割が見つかってない僕にとっては、今だと思い、意を決して、先輩も多くいる中で、ティーバッティング中、野球に関係ないニュースを叫んだり、いじりずらい先輩をいじったり、怖い指導者のモノマネをしたり、休憩のタイミングで休憩せずにバット振り込んだり。
「お前何やってんだ?」「お前はバカなのか?」と思われることをその時間やり抜きました。
初めてバカになった日は、選手、指導者みんなが笑っていました。
しかし、次同じ練習をすると周りの選手も、少し発言する選手や、頑張って盛り上げようとする選手が増えていました。

また時は過ぎ、先輩たちの最後の夏、直前。
これまでの大会で僕は、バカになったことが功を奏し、試合無安打でもベンチ入りするなど、完全に役割を与えられたポジションにいました。
しかし、先輩たちの夏はベンチを外れることになりました。
正直、先輩達を誰にも負けない元気でグラウンドに送り出せる。そんな気持ちでいた僕にとっては受け入れられない現実でした。
メンバーも、決まった中で先輩たちの練習試合。
この日、僕の野球部が指導を頂いているメンタルトレーナーの方も試合に同行してくださっていました。
僕は、いくらアピールしてもベンチ入りすることのない試合に活力を見いだせず、それなりの声で、ベンチにいました。
しかし、試合は6回、チームの雰囲気が悪くなってきたとき、あのときバカになれといった、指導者に言われました。
「誰よりも盛り上げて、お前が夏の勝利を掴め」
と。
簡単な人間かもしれませんが、この言葉に気持ちが入った僕は、今までの経験、そしてそのときの気持ちから、ある言葉が咄嗟に出たのです。

「言葉には、力がある!」

周りの選手、指導者は、笑いました。
しかし、チームの雰囲気はみるみる良くなり、
僕の言葉につられたようにグラウンド内では、様々なプラスの言葉が飛び交っていました。

試合が終わると、メンタルトレーナーの方から
チームにお話がありました。
「チームの雰囲気が悪くなったときは、プラスの言葉を大切にしよう。くすが、言ったろ、言葉には力があるんだよ!」

続けて、「あの言葉を、あんなに大きい声で発言するというのは、覚悟がいることだと思う。でも、発言することで最初は、なんだよと笑いになっても、それからその言葉が力になるんだよ。」

あのとき、初めてバカになって声を発したとき。
周りは笑ってたけど、その輪がだんだん広がり力になった。言葉を発することは、こんなにも雰囲気や、個人個人の気持ち、さらにはプレーをも変えてしまうんだ。と学んだ一日になりました。

この言葉に、自分の野球人生、そして、一人間として変えられたと今考えれば思います。

この経験から、学んだこと。
①プライドの塊だった自分が、盛り上げ役を初め  て担い、最初は笑われるところからスタートしたけれども我慢してやり続けることでその笑いは、いずれ力となる。初めてのことを恐れてはいけない。

②言葉は、ときに人を元気にし、ときに人を傷つける。だからこそ、その言葉を大切にし、マスターするとで、莫大な力を生むことができる。
言葉は言霊である。

自分が伝えたかったことは、
初めてのことを恐れないでほしい、そして相手に対しての言葉を意識することで、さらなる進化が待っているということです。

前置きが、長くなりすぎました。
誤字脱字あったらすみません。不慣れなもんで。
だんだん成長していきます!
ありがとうございました!

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