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2本目のヒプステを見て手を叩く中年格ゲーマー

星川実業と申します。無名雑魚格ゲーマーです。ポムポムプリンの肛門を確認する仕事で生計を立てています。

前回、初めてヒプステ(track5)を視聴して感想を書かせて頂きました。


様々な反応を頂きました。

私「時さん(時空院氏)面白すぎたけど他に動画資料ないのか〜でも濃かったな〜」

人「レプライ千秋楽で見れます。ちなみに8月19日で見れなくなります

(まぁ貴様のようなニワカのフニャチンは機会があったら見ると言いながら実行しないだろうがなぁ雑魚が、というニュアンス(言ってない)」

私「えっ8月18日にそれを知ることある?仕事も夜の予定も入って……

で、できらぁ!明日中にレプライ見てやらぁ!(アプリDL &チケット購入)」

そんなワケで、レプライ千秋楽をしっかり楽しんだので素直な感想を残します。俺はフニャチンじゃねぇ。お前達にも分けてやりたいくらいだ(何を?

前書き

・中年男性の素直な感想です。みなさんと敵対する気はありません。

・脳を格ゲーにやられているので、あらゆる作品を見た後に「格ゲーを出せ」と格ゲー版の想像をしています。ヒプステも、ちいかわも、モルカーも、100ワニも、サンエックスも格ゲーにしろと騒いでいる異常者です。

・正式名称を覚えるのをサボる悪癖はあり、見た目で勝手に呼称を決めています。決してファンへの悪意ではありません。

・私は刺されても仕方ないか、と思ってますがせめて正面から本人を刺してください。周囲の人間を刺しても私は一切痛くないです。カヘッ

予備知識

・ヒプマイとヒプステ

声優のラップバトルを(中略)それの舞台版がヒプステ。想像よりクオリティが高くてビビった。

・レプライ

repライブバトルの略?舞台ではなくライブ?区別はよく分かってないけど、今回は千秋楽で行われたライブを視聴。どうやら、舞台オリジナルキャラ達の卒業式?最後の出演?らしい。

急に最終回を見るようでオタクとしては無粋で申し訳ない気持ちになりつつ、今日中に試聴しないとフニャチンになってしまうので許して欲しいなと


概要 ヴィラン(敵)のお祭り回?

レプライ千秋楽って結局なんだったの?という視点から。

・主人公チーム不在のお祭り回
・ギャグ多めの卒業イベント

そんな印象でした。バキで例えると「主人公不在で最凶死刑囚4人がお祭りに行く日常回」「そこに花山組や神心会の皆さんも混ざってワチャワチャし始める」もう見ちゃうでしょ。なぜ人は万物をバキに例えてしまうのか。永遠の謎です。

マンガだと主人公不在回の方が展開が読めなくて面白いよね、と言われがちです。今回はアウトロー、テキ屋、カルト教祖、お笑い芸人、死刑囚が祭りに集まってる。通報されたら一網打尽だし、一般客は怖くて帰宅するよ

そんな中でちゃんとラップをやるし、ヴィラン同士の絡みもあり、キャラではなく俳優の表情みたいなものが出る瞬間もある。ただのギャグ回で終わらせず、すごいバランスで成り立たせている気がする。すげぇ

キャラ所感

1〜4名で1ユニットを組んでいる。各ユニットと曲に特徴を持たせるスタイルはキングオブファイターズを彷彿とさせる。

参考 キングオブファイターズ98のキャラ選択画面


自分が覚えやすいように呼称しつつ、各キャラがどう見えたか所感を残します。


アウトローチーム(ノースバスター)

ギリギリ逮捕者がでそうな雰囲気

暴力、金、権力のチーム?ギースの部下に居そうな雰囲気、サウスタウンチーム。ヤンキーと半グレのあいだ、ギリギリ法に触れてるくらいの印象(大丈夫か?)

・バンダナ兄貴

迷彩柄バンダナのリーダー?善人じゃないし法律も守らないけど悪人ではない常識人〜みたいな雰囲気。テニプリでいう海堂さんみたいな(どちらも法を守っています。たぶん)

他2人が尖ってるので、お前らカタギに手を出してないだろうな?と牽制する役回り。面倒見が良さそう。暴力担当?

・子DIO

世界が7順してすっかり平和ボケしたDIO様が現代日本に生きて、その子供がグレたらこうなってそうだな〜みたいなキャラ(拗れた妄想)。金髪で高圧的。マイクもサーベルの柄みたいになってる。貴族か?

こっちに声出させておいて、うるさいぞ!と怒る。弱者に圧力かけてる時が面白い。そういう奴。権力担当?

・ハイブランドマン

ケヒャケヒャ笑う、金に汚いタイプの赤髪の悪党。服が高いし安い服着なそう。儲かるならなんでもやるし、保身の為ならいくらでも逃げるだろう。実は辛い過去があるのかもしれないが、ボーグバトルではそんなものは関係ない(?

舞台がお祭りだからギャグっぽくなってるけど、普段はシャレにならないことしてるよね?

格ゲー的な見方をすると、この手のチームはちょっとクセのある性能になりがち。KOFで言えば山崎、ビリー、チョイ。アークゲーで言えばアンジ、アクセル、テルミみたいな。使い込んだ時に化ける可能性があるので侮れないけど強キャラではない、そんな嗅覚が働きます。

参考 サウスタウンチーム こいつらは法に触れてる


テキ屋チーム (鬼瓦ボンバーズ)

法被バージョンだとリーダーが本当に濃い

祭りの出店を取り仕切るテキ屋チーム。太鼓音ゲー楽しそうやな。たぶん兄弟じゃないんだろうけど、リーダーらしき長男のキャラが濃すぎて他2人が弟みたいに見えてしまった。タイガーバズーカじゃ!ごっついタイガーバズーカじゃ!!と言い出しそうで、溝口って呼んでた。

参考 漢、溝口のタイガーバズーカ


・長男 タイガーバズーカ

キャラが濃すぎる長男。男塾に出るなら彼だろう。計算?パワーで砕くんじゃ!と言い出すだろう。もう言ってるまである(?) 義理人情に熱く、涙脆く、祭りと喧嘩が好き。江戸っ子濃度が高すぎる。

格ゲーだととにかく声がデカくてうるさくて笑えるので人気キャラになりがち。ワンチャンスで高火力コンボを叩き込むので大会でも盛り上がるし、アメリカ勢が大好きなタイプ。


・次男 タイガーパーカー

暑苦しすぎる兄(仮)を支える穏やかで優しい次男。タイガー3兄弟では一番モテそう。兄が濃すぎるせいで情報拾いきれなかった(言い訳

・三男 タイガータオル

暑苦しすぎる兄(仮)を支えるクールな3男。でもハートが熱くて優しい奴なんだ。たぶん。やっぱり兄が濃すぎるせいで(略


格ゲーだと、オラオラ系のキャラはリーチは短めで火力が高い傾向にある。ガードクラッシュやアーマー技など、わんぱくでパワフルな技で立ち回りを破壊しよう!(幻覚を見ています)

お笑い芸人チーム(道頓堀ダイバーズ)

若くて顔が整った関西弁男集団を「関ジャニ?」と言ってしまう貴方、おしまいです。


お笑い芸人。各自がボケとツッコミであることを主張していたので、途中で切り替わる系の漫才はしなそうである(?

1人は映像のみ出演。演者の都合だろうか。ボケとツッコミと脚本担当?べしゃりぐらしスタイル?

・べしゃり ボケ
・べしゃり ツッコミ
・べしゃり 脚本(仮)

平常時であれば十分イロモノキャラだっただろうに、周囲がぶっ飛んでる(脱獄犯とカルト教祖が手を組んでるの機動隊案件だぞ)せいで一般人ポジションの立ち回りをさせられていた気がする。

良いやつらなんだろうな〜感が滲み出ていた。しかし現実では悪の食い物にされてしまうのであった。芸人が闇営業やらされる時ってこんな感じなのかもしれないね(?

格ゲーだとこの手のキャラは「起き攻めだけ強い」「特殊すぎて知らないと荒らされて負ける」等のパターンが多い。グラブルヴァーサスのローアインとかね。急にミニゲームを始めるな

参考 騎馬戦モードで動き回るローアイン氏。キレそう(思い出し怒り


カルト教団(蜘蛛の糸)

見た目も曲もキャラが立っていて好き

蜘蛛モチーフのカルト教団。信じる者は救われる。曲も言動も一貫性があって清々しい。開幕、見た目が尖ってないとキャラ覚えにくいんだよな大丈夫かな〜と思ってる所にクモ教祖が目3つグラサンで登場してくれて盛り上がった。そうそうこれこれ!目3つあるじゃんこいつ!と

参考 目3つモード。面白い


・クモ教祖

普通にシャバにいちゃいけないタイプの悪人だと思うんだけど、ギャグ回のおかげでリアクション担当になってた。周りに濃い奴が多すぎた。というか時さんが天敵レベルで異質すぎた。教祖が普段あんな絡まれ方しないだろうし。いや、我々も滅多にないか。時さんに指先掴まれれるのベタでも面白い。悔しい

格ゲーだとクモをモチーフにした豊富で見えない設置技や当身、糸を使った複雑な連携で中〜遠距離を制圧する系のキャラだろう。反面通常技の発生は軒並み遅く、近距離の攻防は後手に回りやすい。冷静に歩きガードをしながら、相手のキャンセル先の技を判断しよう(格ゲーに出た時の対策の話をしています)

格ゲーならKOFのゲーニッツのように「ここですか」と言いながら遠距離に突然蜘蛛の糸を出す技があるだろうし、ギルティシリーズのテスタメントのように禍々しいオプションで画面を制圧するであろう

参考 ゲーニッツといえばコレ


参考 テスタメント 見えない蜘蛛の巣設置はまぁあるでしょう


ライバルチーム(D4)

俺たちのD4!

自分が知っている人達が出てきた瞬間の安心感。元気そうじゃなお前らぁ!(誰??)

しっかりと王道ライバルチームというか、正しくヴィランチームだなって再認識した。トーナメントものなら決勝で当たるのはD4だし、劇場版ボスを倒す時に一時的に手伝ってくれるのもD4。八神庵とかジョーカーとかシャドームーンとか、そういうちゃんとした悪のライバルポジションに置ける安心感。悪のSMAPよもう(大丈夫か?)


・谷さん (オシャレヤンキー)

もうステージを〆るならyouしか居ないだろ、と思ってたらバッチリ締めてくれた。実質裏の主人公。さすが俺たちの谷さんだぜ

クールなキャラを維持しつつもギャグに付き合わされ、滾る滾らないゲーム(後述)で海水浴をプールに変えてお前ちょっとかわいいのか?!と考察する隙を見せるのも上手い。オシャレヤンキーとか言っててごめんな。谷さんだわもう(謎の昇格


・有馬くん(半グレ銃)

前回以上に時さんに絡まれ輝いていた。公式でこの組み合わせを押してくるとは恐れ入ったね。良いキャラしてるなぁ。早くイライラしながら女装してくれねぇかな(?

ウゼェ〜って言いながらも時さんをイジって声をかけられる存在って貴重なんじゃなかろうか?仲良くしてなこれからも(親戚のおじさん?


・冬帽子マン

知略系悪党のはずなのにイマイチ見せ場が来ない、私の中でのイジられキャラ。今回も「私の話術で片付けてきましょう」と出陣。関西人のマシンガントークで撃沈するかと思われたが、予想を裏切りトーク前にフィジカルで撃沈され絶命(死んでない)

関西人のユーモアとパワハラに心を壊されたのかもしれない。福引き屋バイトとして人生もきっと楽しいはず。


登場回数の少なさ故に格ゲーにした時に技が少なくなりそうだな〜と心配していたD4にも、今回も祭りイベントで技が追加されて一安心。時さんはレバー前強Pで旗を突きさすリーチの長い中継技が増えたし、冬帽子マンには福引きのガラガラで突進する使いやすい技が増えた。おめでとう。

参考 アルカプのショッピングカートアシスト。強力なアシスト技だ


その他雑感

・キャラと演者の境界?

面白いなと思ったのが、各自がキャラを演じつつ、「キャラクターが演劇の舞台にいたらこういう言動をするよね」とか「演者としての表情やリアクションが出た」みたいな境い目にグラデーションがあったように感じた。たぶんファンがピキィヒィャーー(魔界のカラスみたいな音)と歓声を上げる部分でもあり、演者スゲェやと唸る瞬間でもある。

そのキャラはそんなことしない…😡という厄介ファンを産まないためにも、かなり配慮してるんじゃ無いかな、と思う。でも演者のプライベートも見たいとか言い始めるファンもいる。どうしろっての?お疲れ様です。


・すごいぞD4

ライブに行かないので無知で申し訳ないですが、演者と観客で掛け声を揃えるミニゲーム(コール&レスポンスってやつ?)があるらしく。我らがD4もやっていた。track5から参戦したユニットなので、もしかして初コールだった?有馬くんの「えっ俺たちもやるの?」って反応からの時さんがやり始めた『滾る滾らないゲーム』 凄かったのは、それを聞いて明らかに笑ってるけどキャラを崩さないように後を向く谷さん有馬くん。他のチームと主旨変わってきてるのもジワジワくる。

これ、アドリブだとしたら天才だし、打ち合わせ有りだとしても動作が自然すぎた。突然、笑ってはいけない24時シリーズみたいな空気を作るな。そしてクールキャラのかわいいシーンを提供する。プロデューサーが優秀なのか?演者がすごいのか?両方なのか?

・アナザー衣装?!

途中で衣装替えがあり、みんな黒を基調とした戦闘服?イベント衣装?になっていてアレコス(アレンジコスチューム。格ゲーの場合要素解禁して見た目を変えるシステムの総称)じゃん!と嬉しくなった。特に冬帽子マンがオシャレな帽子になってたのが新鮮だった。帽子マンになってもうた。 


・時さん、外伝やるんだろ?!

終始ネタを提供し続けた時さん。ダウンしたクモ教祖に声かけたり、クモ教祖の指掴んだり。仲良しかよ。相性良いな。

キャラが濃いせいもあるんだろうけど、演者のレベルが凄くないか?と毎回驚く。まず声量ありすぎる。演劇とかオペラの技術?経験者だよね?

動作もすごい。私は詳しく無いけど、武道も女形もダンスも、指先とか末端、先端の動きに質の違いが出やすい気がする。時さんの動作の決まりっぷりはこの辺のレベルが高いのか??

上手く言語化しきれてないけど、単純に時さんというキャラの魅力だけじゃなくて、演者何者だよと興味を持ってしまうレベルで輝いていた。

これがレヴュースタァライトでいうキラメキってやつなのか?流石にこのままキャラごと卒業してしまうのは勿体無いし、当然外伝とかあるよね?という気持ちになった。

えっ俺時さんのこと好きになってる?馬鹿言っちゃいけないよお前。一時的な興味を持ってくれることがあっても、関心なんか持ってくれないんだよあいつは。分かるよ、それくらい(重めの反応


おわりに

前回のnoteをキッカケに色々なお話を聞けて勉強になりました。友人とも話して気付きを得たのが「身近な人がどハマりしてるコンテンツは味が濃い可能性が高いので、覗きに行くのはかなり効率的だよね」という点。

流行り物に乗っかりたくねぇ〜みたいな気持ちはありますし、自分との相性の良し悪しはあります。しかし、例えば自分と趣味が合う人とか、信用してる人がどハマりしてるコンテンツは、他のコンテンツよりも自身と合う可能性が高いんじゃないか、という点に改めて気づきました。

これからも新しい刺激を求めて柔軟に生きつつ「えっレプライ千秋楽見てないの?あちゃ〜次見れるのいつかな〜俺は見たけどね?」と煽る最悪の老害であり続けようと思います。オススメしてくれた方、ありがとうございました。俺はフニ略



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