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脱・税理士のススメ 〜ダメ税理士が会社を潰す〜

中小企業の経営者の皆様、はじめまして。
きのこ社長です。
タイトルからも分かる通り、僕は税理士ではないです。
フィナンシャルプランナーとして、企業の財務コンサルティングをしています。
つまり、中小企業の味方をしています。

今日は普段コンサルを行う上で、税理士の必要性を感じない場面が多くあるのでそれを記事にしてみました。

少しでも経営者の方のプラスになれば幸いです。
それでは、いってみましょう!

僕の経験から見た、リアルな現状


税理士は経営者じゃありません。だから、話が通じません。

いやいや、いきなり何言ってるの?と思うかもしれません。
ただ、やはり経営者の感覚とはかなりのズレがあるのが事実です。
税理士先生も確かに自分が代表でやっている人が多いし、従業員も抱えていて「経営」という行為はしています。

しかし、現実として多くの社長から「士業は何言ってるかわかんねー」
「税額だけ計算して持ってこられても…」なんて声が多く上がっています。

これって経営者としての感覚の違いと言って良いのではないでしょうか。

先ほど、税理士先生も「経営」はしていると言いましたが、会計事務所はストック収益であるのに加え、キャッシュフロー的にも忙しくないですし、独占業務があるので、やはり一般的な事業会社とは違います。

一方で、一般の事業会社(以下、事業会社)はいかに利益を上げ、節税をし、キャッシュを残して次の一手を打っていくというのが普通です。

納税額は抑えたい。
でも銀行の手前、黒字キープはマスト。
そういった計算された決算を組みたいのが経営者の本音。

そこの気持ちをいかに汲んであげるか。
それに対してどういう提案ができるか。

それが中小零細企業と対峙する、税理士の役割だと思います。

一方で、税理士はどこまでいっても「国側」の人間です。
どうしてって?国にお金を払って、税理士を名乗っているからです。

税理士にお金を払ってるから、税理士は自分の味方でしょ?
なんて思っていたら痛い目を見ます。

税理士は会社が潰れようと、適正な申告さえしていれば自分たちに被害が及ぶことはないですから。せいぜい顧問料が1社分なくなるだけです。

税理士は「税金の計算屋さん」と思っていた方が安全です。
なんでも「先生!これ大丈夫ですか?」って聞く経営者がいますが、
税理士の頭の中では「この処理をしても税理士の立場が大丈夫か?」に
変換されてますから。まともな回答なんて返ってきません。

僕も税理士法人にいたので分かりますが、知識のない社長は税理士のいいなりです。
損なのか得なのかも分からず、なんとなく専門用語を並べられて、
社長という立場上カッコつけて理解した感じで打ち合わせをして終わりです。


では、どうするか?

まず、学びましょう。
そして、税理士にリクエストをします。

節税がしたい。
会社にキャッシュを残したい。
などなど

それでいい提案がなければ変えればいいです。
たまに、「付き合いが長いから」とか「昔調査の時に頑張ってくれたし」
とかいって変えたがらない人がいますが、税理士の良し悪しであなたの会社の未来は大きく変わります。

僕は、自分が税理士ではないので多くの税理士先生と一緒に仕事をさせて貰います。自分の周りには中小企業に寄り添ってくれる先生もたくさんいます。(というか僕がそういう人としか付き合っていません)

いまの税理士に何をリクエストすればいいか分からない場合は、この本を参考にしてみるといいかもしれません。
中小企業のキャッシュを増やす打ち手が50個載っています。
10個くらいはどの会社も当てはまると思います。

激レア 資金繰りテクニック50


YouTubeでも活躍されている菅原税理士の本です。
僕も実際に読んで、直接アポイントを取って訪問し、お話ししたことがあります。

ちなみにこの方も、「脱・税理士」について話しています。


まとめ

とにかく言えることは、税理士に頼りすぎないこと。
多くの税理士は計算屋さんですから。
数字が分かる=経営コンサルまでできる なんてことはありえないんですね。
だったら、税理士はみんな外資系コンサル行ってますよ。
その方が儲かりますもん。
大雑把な書き方でしたが、少しでも脱・税理士について伝わりましたでしょうか。そうであれば幸いです。

今後も皆様にとって有益な記事を書いていく予定ですので、
是非ともよろしくお願いします。




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