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四十九日

夏と喪服の相性はすこぶる悪い。

祖母(ばーば)の四十九日法要があったので喪服を着たのだが、半袖では無い上にジャケットを着ないといけないし、ストッキングも履かないといけないので非常に暑い。天気はくもりだったし最近の中では涼しめではあったが、(と言っても28度くらい)喪服の中はずっと熱がこもるし背中はずっと汗を伝っていた。

お坊さんがお経を読んでくれる時間はとてつもなく眠かった。目を瞑って数珠持って手を合わせてる時間、ずっと金曜日の飲みで美味しかった食べ物のことを考えていた。

お通しの明太子が美味しかったな〜
とか
からし蓮根にマヨネーズ付けたら美味しかった!
とか
生のサバってあまり好きじゃなかったけど捌きたては美味しいな〜 骨せんべいも美味しかった
とか
九州の醤油は甘めだったな〜
とか
馬刺しまた食いてえな

とか考えて寝ないようにした。

なんやかんやで無事四十九日法要も終わり、
祖母も祖父が眠っているお墓に入ることが出来た。
来月は新盆だし、来年は大叔母の三回忌と祖母の一周忌、再来年は祖父の十三回忌と祖母の三回忌がある。法事が多いな。

祖母の遺品整理をしていたら、指輪とかネックレスがたくさん出てきた。わたしと母と叔母で欲しいやつを分け合い、受け継ぐことにした。

18金の指輪(と犬)

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