Out of Japan
日本を外から見ることが多い。
近頃ようやく言えるようになった言葉がある。
留学生。ではなく、 海外在住しています。 という言葉。
そう、私は日本を離れてもうすぐ2年が経つ。まだ、たった2年。そう、もう2年。
日本という国は、本当に裕福で仕方がないくらいの国だと思う。
そして、安全で仕方がない。もう、仕方がないくらい、仕方がない。
日本が帰る場所であって、幸せだ。
イタリア人は、歴史に詳しい。政治にも関心がある。
日々の会話の中で、そういった話題が時折登場する。
果たして日本はどうか。 それは、教育の方法であると思う。
暗記型。知識詰め込み型。
大学の教育のように、どうしてそうなっているのかを教えてくれない。
それを生かして、どう生きていくのか、それを学校では教えてくれない。
イタリアは学校の試験が口頭試験である。
どうしてそうなったのか 理解しないと答えられない。
日本はどうか。もう今の時代、年号をいくら覚えたって、
武将の名前をいくら覚えたって、Googleさんがすぐ教えてくれるのに。
外から気づくことを、中の日本に生かしていくこと。
これが究極の国レベル、世界レベルの客観視だと思う。
常に視野は世界を捉えていよう。
パソコンで何処にだっていけるんだから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?