有機農業の偏見 その1
有機栽培でやってると色々な偏見があった。
もっとも、私も有機栽培するまでは偏見する側の人間だった。
で、中の人になると偏見が生まれる理由がわかる。
・運動する人
KのN夫妻もそうでしたが、学生運動してその末に有機栽培している人が一定数いた。
1960~70年代に大学生だったひとたちね。
それで有機農業するのはいいけど、昔話が多かった。年齢もあるだろうけど、若い頃の話になると止まらなくなる。
どーでもええねん、わしは。
学生運動からの流れで農業やると当時のセクトで意見や立場が異なり仲が悪くなる人もいる。
わしは関係ないやんけ。
ある日、小祝さんの勉強会を開いたら、隣の県から学びにきたおばちゃんが一言、
「ここは何の系列?」
(知ってるけど)知らんがな。いつまで昔話続けてるねん。
KのNさんは有名な歌手の旦那さんの部下だった。カリスマだったらしいけどね。私は会ったことないし、どうでもいい。
でも彼らはよくわからない当時の単語使うんよね。
研修生のときに覚えた死語は「ML」「民生」
なんだよそれ。
で、N氏が近隣と揉める原因にもなっていた。
しかしながら、野菜の取引先も学生運動の流れで繋がった取引先なんだから無下にできない、
さすがに令和になったら、そんな学生運動を持ち出す人たちは後期高齢者だからほっとけばいいけど、21世紀の初頭くらいまではその残党が業界の上にいたのでめんどくさかったなあ。
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