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【ワイン入門】ワインの種類と特徴を超簡単に解説!vol.1

ワインと一口に言えども意外と多くの種類があり、ワインを選ぶ際にまず直面する一つ目の壁であるかと思います。
基本的には赤ワインや白ワインなどの色によって分類され、さらにシュワシュワと発泡するスパークリングのタイプにも分かれていますが、これらの違いが今一つよくわかりにくい。見た目は違うけど、味はそんなに変わるものなの?という疑問を抱く方もいらっしゃるかと思います。
そこで、ワインには主にどのような種類があり、それぞれどのような特徴を持つのか、分かりやすくシンプルにまとめました!


ワインってどれも一緒じゃないの?

高級感のある深い赤色やクリアな白、ピンクにオレンジ、キラキラと弾けるスパークリングなど、ワインは様々な外見からも飲み手の私たちを楽しませてくれますが、これらは全てワインの造り方の違いによって生み出されるものです。原材料のブドウの種類が違ったり、ワインになるまでのプロセスが異なるために、見た目にも味わいにも、それぞれの個性が生まれるのです。


赤ワイン

使用するのは、ワイン用のブドウ品種の中でも「黒ブドウ」と呼ばれる仲間です。「赤じゃないんかい」と突っ込みたくなりますよね。実は赤ワインを生み出すのは、皮が黒色に近いほど濃い紫色のブドウなのです。
このブドウを皮ごと発酵させて、色素などの皮の成分を抽出し、果汁を絞ることであの美しいワインレッドの色味になります。また、ここで抽出される主な成分は、ポリフェノール。この中には、芳醇なアロマや渋みとなる成分も含まれています。そのため、赤ワインはベリー類の香りや、渋みを伴う深みのある味わいが特徴となります。


白ワイン

一方の白ワインは、「白ブドウ」と呼ばれる、熟しても果皮があまり色づかない種類のブドウを用いて仕立てられます。そして赤ワインとは異なり、まずブドウを絞って果汁を取り出してから発酵を始めます。そのため、皮の成分はあまり含まれることなく、クリアな色合いの、柑橘類のような爽やかな香りを楽しめるワインとなるのです。また、白ブドウは有機酸を多く含むので、酸味があり、ワインのフルーティーな果実味が引き立つ味わいが特徴です。


ロゼワイン

ピンク色が美しいロゼワインですが、この色味はどのようにして生み出されているのでしょうか。実は、ロゼワインの造り方には複数の種類があります。その中でもメインとなるのは、黒ブドウを用いて白ワインのように仕立てる淡い色合いのタイプと、赤ワインの副産物として造られる、比較的濃いめのピンク色をしたタイプです。基本的には、黒ブドウのみから造られることが多いですね。
なんといっても、ロゼワインは赤ワインの芳醇さと白ワインの爽やかさを、いい所どりしたような味わいが魅力!非常に親しみやすく食事に合わせやすいことで、近年世界中でロゼワインの大ブームが巻き起こっています。

まとめ
今回は、なぜワインの種類が生まれるのかというお話から、二大巨頭である赤ワインと白ワイン、さらにロゼワインについて簡単に解説いたしました。次回はスパークリングワインなどの、他の種類についてもお話いたしますね!

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