渋い赤ワインは苦手だな…という方へ！

「赤ワインってなんだか渋みが強いものばかりで苦手……。」

「飲むと口の中がぎゅっと締め付けられるような感覚が嫌だ。」

赤ワインが苦手な方やハードルが高いと考えている方は、上記のようなイメージを持っているのではないでしょうか？

確かに、渋みが強く口の中がぎゅっと締め付けられるような赤ワインもありますが、すべての赤ワインに当てはまる特徴ではありません。

今回は赤ワインが苦手な方やワイン初心者の方でも飲みやすい、赤ワイン用のブドウ品種をご紹介いたします。

渋くない赤ワインの探し方

飲みやすい赤ワインを探す際は、ブドウ品種やボディに着目して探すのがおすすめです。

ボディはライトボディ～ミディアムボディだと、渋みが穏やかで飲みやすいものが多いです。ワインボトルの裏面やワイン商品ページ、店頭のPOPなどに記載されていることがあります。

しかし、ワインの情報を詳しく記載したPOPを用意してくれている店舗ばかりではないので、飲みやすいブドウ品種を覚えておくと便利です。

渋みが苦手な方におすすめの赤ワイン用ブドウ品種

ピノ・ノワール

渋みが穏やか、香りが華やかで芳醇な”ピノ・ノワール”は、軽やかで飲みやすいながら本格的な赤ワインの味わいが楽しめます。そのため、ワイン初心者～上級者まで幅広く愛されている人気のブドウ品種です。

世界各国で栽培されていますが、特にフランス・ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールが有名です。

赤系果実の香りを主体に、バラや紅茶、キノコのような芳醇で華やかな香りに虜になるワイン好きの方が続出しています。

ガメイ

いちごやラズベリー、キャンディーなどの甘くチャーミングな香りと味わいが魅力の“ガメイ”は、ほとんど渋みを感じないフルーティなワインが多く造られています。

有名な産地は、ボジョレー・ヌーヴォーで有名なフランスのボジョレー地区。

先ほど紹介したブルゴーニュ地方の南に位置する産地で、ガメイ100％のチャーミングなワインやピノ・ノワールとブレンドした飲みやすくも本格的な味わいのワインが作られています。

バルベーラ

イタリアの土着品種である“バルベーラ”で作るワインは、渋みは穏やかながらも濃厚な果実味を楽しむことが出来るジューシーさが特徴です。

濃い旨みと果実味が楽しめるので、ワイン初心者～上級者の方まで一緒に楽しむことが出来る、万人受けするブドウ品種です。

イタリア料理を提供するお店で取り扱いが多いので、外食時にどんなワインにするか悩んだ際はお試ししてみては如何でしょうか。

マスカット・ベーリーA

日本原産である“マスカット・ベーリーＡ”は、果実味が豊かで旨みのしっかりとしたブドウ品種です。

渋みは穏やかで赤系果実や上品な旨みを持ち合わせた、華やかかつ上品な印象の赤ワインが多いです。

和食との相性も良く、日本の食卓にもマッチする赤ワインです。

すき焼きや醤油ベースの煮物、赤身魚のお刺身など和食と合わせてどうぞ。

おわりに

今回は初心者の方でも飲みやすい、渋みが穏やかなブドウ品種を4種類ご紹介しました。

赤ワインをこれから試したい・好きになりたいという方でも飲みやすい、易しい味わいのワインばかり。

ワインの特徴を確認して気になったブドウ品種からまずは試してみては如何でしょう！