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島プロジェクト2番-柱島編

※このブログは2019年6月活動報告分をリライトしました
-機動整体師ナガミ@瀬戸内諸島ほぐし旅-2番・柱島編-

今回は、柱島にあるお寺の住職さん、その門徒さんらと
一緒に柱島を訪れました。

まず柱島ってどこにあって
どんな島なのか?簡単に説明します。

岩国港から南東へ26キロ。高速船で50分。
面積3.13平方キロメートル、人口が112人の小さな島です。
(2022年4月1日岩国市住民基本台帳より)

柱島(はしらじま)の名前の由来ですが、
島内の多くの神様を祀っており、神様を数えるときは”柱”と
つけながら数えたので、そこから柱島と言われるようなったとか。

近代史では、旧帝国海軍の戦艦陸奥(むつ)が
謎の爆沈をして多数の犠牲者を出たことでも知られていますね。

この日は、以前からのご縁で
島のお寺で”西栄寺”の住職さんと、門徒さん、関係者の方
総勢約50名近くで、お寺の清掃を兼ねて交流会をはかる目的で
日帰りにて島を渡ります。

小型高速船での定期便が一日3から4便ありますが、
今回は50名にもおよぶ大きな団体なのでチャーター船で
島に向かいます。

岩国港から乗船時に、住職から
「柱島には病院も医者もないので、ケガには十分気をつけてください」
参加者へ注意がありました。

柱島に到着すると
都会の喧騒を忘れ、時間の流れまで忘れる
瀬戸内海の景色素晴らしい、のんびりした島ですが

島のインフラと言うと
・医院、診療所は無し。定期的に岩国市から巡回診療がくる
・コンビニは当然なし、商店は2~3軒。食堂などは皆無
・公的施設は郵便局と漁協のみ、小・中学校は休校閉鎖中

ここ最近の人口が減るなか、高齢化の著しいようです。
島の主要産業のひとつである漁業も、高齢と後継者難で
就業人口が年々減っているとのことです。

利便の観点からは島のインフラは厳しいものがありますが、
景色素晴らしい柱島は”釣り客”にとっては大変人気があって
島内には数件民宿旅館もあります。

話しを戻しまして、
空高く青空が広がり、波おだやかな西瀬戸内海を
チャーター船で40分の快適クルーズで柱島に到着。

漁に向かう船がたくさん泊っている港を迂回し
少しばかりの畑と、空き家が目立つ民家を通り抜けながら
狭い道を少しずつ歩くこと5分で目的のお寺に到着です。

お寺は
すこし階段をのぼった高台にありますので
ここからの眺めものんびりして気持ち良いものです。

ここで、作業の段取りをします。
お寺や周囲の清掃分担の割り振りをして
各自お掃除にかかります。

じつは、このお寺は住職が常駐していません。
広島市内に居をかまえる住職さんは、ときどき島に訪れて
お寺の清掃やメンテナンスをされるとのことです。


清掃班が各所で作業しているなか、食事班も動き出します。
昼食で使用するバーベキューの火おこしの準備をしたり、
清掃でキレイになった厨房で料理の仕込みを行います。

清掃後は、一同本堂に集まり勤行のちお待ちかねの昼食です。
肉や野菜のほか、サザエにメバルなどの海の幸、
島の漁師さんがとってきたばかりのタコもいただきます。

地元の方もいっしょになってお昼をいただきます。

いよいよ整体活動です。
今回8名、しかも多くは高齢者の方ばかりでした。

整体と言うと押したり、揉んだりするというイメージがありますが、
高齢者にも無理のない、やさしい痛くない整体を受けていただきました。
すべての方が「からだが軽くなった」という感想をもらいました。

写真は、こちらのお寺のご住職です。
忙しく立ち振る舞われるご住職にわずかな時間ですが
体験していただきました。

今回は山口県岩国市・柱島での活動でした。
(おわり)
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