寺猫に会えた初詣
寝正月のつもりだったが、ひょんな成り行きから近所の友人と初詣に行くことになった。大きな神社や寺は大混雑だろうと思い。まずは近所の町の小さな寺へ。
去年の秋に出会った『寺猫のユキちゃん』、また会えるかな。
あの時、出会えなかった『ムータ君』にも
会ってみたい……。
寺は空いていた。
青空の下、落葉を踏みしめながら本堂へ。
猫が寝そべっている,階段に!
赤茶色だ。ムータ君だ。
初めましてムータ君!
この寺で猫に会えると福が来ると言われているとか。
「年をまたいで二匹の猫ちゃんに出会えたね」
「宝くじ当たるかも」
「ラッキーだったね」
ムータ君を踏まないようにそっと用心して階段を上る参拝者たち、
皆、笑顔でムータ君を見ている。
撫でても逃げない。
安心しきって昼寝している。苛められたことなどないのだ、きっと。
見ているだけでほっこりと幸せな気分になった。
今年はものすごくラッキーな年になる、きっと……。
縁起の良い初詣の帰りは篝火に引かれ
『ハワイアン』という店へ。
ドアを開けると、ヤシの葉がそよぎ「アロハ~」の声、声。
早めの夕食はハワイ気分。
とってもボリュームがありました!
上に乗っかった卵がまるで初日の出のよう~
「明けましておめでとう」と「アロハ~」
そして『福をもたらす寺猫ちゃん』に出会えた元旦でした。
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