ボロ雑巾
実はですね……こう見えて(どう見えているかしりませんけど……)、心がボロボロになっています。ボロ雑巾状態です。このまま、ぽ〜い! と捨ててしまいたくなります……というか、もっと酷い悪臭を放ち始める前に、誰かゴミ箱に捨てておくれと願ってしまいます。
◆◆
僕が悪魔と呼び続けている女性ですが、本当に普通の主婦でした。僕に会ってしまったばかりに……人が変わってしまっただけのような気もしています。その方と最近やり取りしました。僕はずっと彼女を悪魔だと思っていたのですが、やり取りの最後に彼女は真人間のようなメールをしてきました。なったのか、もともとそうだったのか分かりません。ただ明確なのは、そのメールを読んで分かったのは、彼女ではなく僕が悪魔だったということ。彼女のことは分からないけど、僕は悪魔だってこと。やり取りをして、それだけが浮き彫りになりました。
この2-3日、彼女への怒りを思い出すことが減りました。このまま、その感情が消えてくれればいいなと思っていたのですが、昨日、不意に怒りが蘇りました。それで、顔を洗ってみました。
洗い流したい。
洗面台の前に立ち、何度も何度も顔を洗いました。顔を洗うと気持ちよくて、何度も何度も。
「お〜い、どれだけ顔洗ってんのぉ〜?」と一緒に在宅勤務していた妻に言われて、もう自分が何十回も顔に水を掛けていることに気が付きました。蛇口から流れる水を手で受けて、それを顔にバシャッとかける。その瞬間は気持ち良いのだけど、水が滴り落ちると、また不快な気分が蘇る。それでまた水を顔にかける……ずっとやっていたんです。予想はしていたけど、顔を洗ったくらいでは、不快な気持ちは消えないんですよね。
消えろ
消えろ
消えろ
って思うたびに、思い出します。
◆
思えば、彼女のTwitterの裏アカウントなんて探そうと思わなければよかったな。なんで探そうと思ったんだろう。彼女があまりにも不審な言葉を、まるで暗示みたいに、いくつも潜ませて僕に投げつけて来たからだと思う。
それでゲームのミッションみたいに探しにいって、あっけなく見つけてしまった。
100万年ぶりの気持ち良いセックスをしたってさ。
あれを見た時の自分の感情はどんなだったんだろう。正確に思い出せないな。何度かnoteにも記したけれど、それが正確な自分の気持ちなのか分からない。嫉妬っていうやつなのかな。それもあるだろうけど、それだけではなかった気がする。
なんで、あのときに怒りを彼女にぶつけてしまったんだろう。ほっとけばよかったのに。
うわぁ〜、予想通りになってるよぉw これからどうなるんだろうw? って、その裏アカを読み続ければ良かったのに。
もしくは
100万年ぶりに気持ち良いセックスができる相手が見つかって、良かったね。僕とは楽しめなかったみたいだけれど、その彼となら、きっと楽しいんだろうね……と思えなかったんだろう。
実際の僕は、彼女に怒ってしまった。それで言われたのが……
「だからなに?」
たしかに彼女からしたら「だからなに?」って感じだったろうな。僕には全く関係ないことなんだから。僕も「へぇ〜、良かったじゃん。そんなに気持ちよくしてくれる相手、なかなか見つからないと思うよ」って、友だちとして言うべきだったんだよな。なんで言えなかったんだろう。
実際の僕は、さらに怒ってしまった……。それで言われたのが……
「草野さんとのセックスも好きだったよ」
へぇ〜。なんだろうね? どういうつもりで言ったんだろう? 「あなたも頑張ってくれたわ。でもごめんなさい。もう必要ないの」そんな感じだろうか。
なんであの時「あなたがどこの誰とセックスをしようと、私にはほんとになんでもいいんだけどねwww」って、思えなかったんだろう。
そう言えれば、互いにとって一番良かったのにな。
◆◆
早く誰か、ゴミ箱に捨ててくれないかなぁ。
まぁゴミ箱に捨てられそうになったら、全力であらがってしまうんだけどね。それでスルリと抜け出して、何食わぬ顔で存在し続けてしまう。本当にタチが悪いな……僕は。
さすがにこのnoteは後で消そう。醜悪すぎる。下書きに戻そう。
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