ジャンプのMMA漫画第二十三話🤼
月一くらいのペースでセンターカラーを貰ってるっぽい感じもするが、このセンターカラーとて後ろの方である。
猛プッシュされているのが分かるが、全体的な読者の人気はイマイチなのだろう。
イマイチと言ってもジャンプの中だけであって、ジャンプの外行けば無茶苦茶強いのは分かるが。
それは偏に単行本がどのくらい売れているかに掛かっている筈だが、果たして内訳は分からない。
一ノ瀬家の大罪は後半はドベばかりであったが45万部も売れていたのである。
どれだけジャンプのネームバリューが強いのか分かる。
はっきり言えば一年も持てば打ち切りとは言えない。
仮にアスミカケルが一年保ったとしてもそれはそれで打ち切りとは言えないと思う。
セクシーコマンドー外伝すごいよ!!マサルさんもあれだけみんなの記憶に残っていながら掲載期間は一年半なのである。
因みにマサルさんがめちゃくちゃ売れたのはジャンプ人気漫画が相次いで連載を終えてしまった後の読者の癒しとしての役割を負ったからである。その後のワンピースにバトンを渡す形となったが。
ジャンプにありがちなバトル物は何週間に亘っても僅か数分の出来事ではあるが、日常の方が時間が長いのである。
こうした「非日常」のために費やされる時間はカットされ、見えないところで修行や練習や「学習」や「勉強」に費やされる。
ジャンプにありがちである。
何度も繰り返して言うが、ジャンプは修行があってこそである。
そうやって主役は強くなって行く。
主役に課題が突き付けられるというのも古武術系の漫画にありがちといえばありがちである。
というか、ジャンプは古武術が現代の格闘技や喧嘩にどう使えるかというものがテーマだが、喧嘩なんか法を破る行為は出来っこないので畳やリングの上でしか実現出来ない。
尤も北斗の拳は何なくなった未来世界なので拳法を思いっ切り駆使出来はするが。
格闘技はメジャースポーツではないので、必ず何かしら修めていたものを捨て去らなくてはならないというジレンマを抱える。
ジャンプはマイナースポーツを紹介したりもするがメジャーだったものから離れてそこに集ったりする。
アイシールド21も元々野球部だったのが辞めてアメフト部に入ってレギュラーになったりもしている。
こういう配置転換も出来さえすれば人気が付くのだが。
現実的に格闘技をする人間は以前別のスポーツをしていたというのがいたりする。
バスケットボールから格闘技(相撲)、野球から格闘技(相撲)、サッカーから格闘技、残念ながら格闘技はマイナースポーツである。
メジャーかと思われるボクシングですら転向組が案外多かったりする。
途中から道を変えるというのは現実逃避に近いがこれを受け容れることの出来る子供達はどれだけいるのだろう。
はっきり言えば大人なんてどうでもよくて、現代を生きる少年少女がどう思うかである。
ジャンプの読者は小中学生が多くて彼らが少ないお小遣いで気に入った単行本を買っているのである。
数年前の分布なので多少変化はあるだろうが、恐らくこうした形は変わってなさそうだが。
時が経っても男女比の構成は男8女2なのだがジャンプの部数は昔の500万部と比べて5分の1減って110万部程度になってしまっているらしい。
ただ、この2割の女性読者がキーで、部数にしてみれば20万部を支えるコア層である。
実はこの20万人こそ今のサンデーやマガジンの読者数と大体同じだったりする。
この20万人程度の女子層が一体どれだけの単行本を買ってくれるのだろう。
半分が化け物連載の単行本を買っているのなら、後の10万人が他の連載陣の単行本を買っているのである(と見て良かろう)。
単行本一巻でも一万部売れていれば御の字だろう。
男女比とは無関係だが一ノ瀬家の大罪が一巻辺り9万部くらい売れていたのである(これはジャンププラス時代のお土産)。
アスミカケルがどの程度売れているかである。
前作の遺産があれば熱心な読者が買ってくれるので結局國崎親子を出したのはサービスとしか言いようがないのである。
ずっと言って来たが、この漫画はこの二人の二人三脚体制で歩むことになるのだろう。
所謂2割の女子票である。
令和のジャンプはここ最近男女ペアによる共同戦線で話が進むことが目立つが、男だけの活動のみフィーチャーしても最早男だけにとっても受けはしないのだろう。
女子が格闘技をやるという時代である。
RIZINは地上波から消えてなくなってしまったが、物語は続く。
新キャラが出て来たのでこの3人(画像は載せないがもう一人プラス)が彼らの相手となるのだろう。
少なくともこれで数週間分は延びる。
しかし、多分最終目標である兄と闘うまでどのくらい間に色んなのを入れるのだろうか。
途中結果の評価が高くなければ兄に辿り着く前に「俺闘」で終わってしまう。
恐らく女主人公である奈央は國崎の方になるのだろうが、漫画自体をダラダラさせるようには見えないので彼ら自体片手指折り数回程度試合して年明け辺りにタイトルやらせると言う算段なのだろう。
掲載順位は常に土俵際だが、少なく見積もって一年くらいの猶予が与えられていそうなのは間違いないと見た。
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