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帰る場所がなくなってしまった蓮舫

ここ最近の蓮舫前参議院議員の挙動がSNS上ではあるが不穏である。

今回の都知事選挙の結果は2位にすら及ばず3位という結果になってしまった。

「2位じゃダメなんですか?」

と舌鋒鋭かった政権側の蓮舫の時代が懐かしい。

2位だった石丸伸二元安芸高田市長にすら及ばず、最早「賞味期限切れ」感が否めない。

タモさんこと田母神俊雄元航空幕僚長は百万票の壁を越えられずに4位に甘んずることとなった。

この人に関しても言いたいことはあるのだが、ここでは蓮舫の件に関してなので別の機会があったら述べようと思う。

しかしトップ当選せねば2位だろうと54位だろうと同じ敗者であることには変わらない。

2位も3位も百万票を越えたのだからその得票数を引っ提げてすわ次回、とまで行かなくなってしまった。

さっきも言及したが蓮舫は当選を重ねているものの回を重ねる毎に得票数を減らしているのである。

今までは組合票もあったのだが今回は組合票すら頼めず共産党票を頼みにする他なくなってしまったのである。

実際候補者の放送を聞いてもなんだか焦点の定まらない公約だなと感じることがあり、これはもしや当選する気はないのではとさえ思ってしまった。

参議院から衆議院への鞍替えで再び行けるか?と思ったが選挙区で勝てるのかどうかも怪しくなってしまったし、東京の比例代表で出ても他の党との競り合いによる票の分配で当選するかどうかここも怪しくなってしまっているのである。

そうした国政へ復帰するのではという腹積もりがばれてしまったら「為にすること」じゃないかと有権者に思われるのでますます2位3位の両者は国政への転身の考え方を躊躇ってしまうことだろう。

しかし、これまで泡沫候補が都知事選に出たことがあるがそれで目立って地方や自治体の議会に立候補して議員になることがあった。

300万円の供託金は宣伝費用と考えているのだろう。

しかし今回の決勝候補である蓮舫は初めから負けると分かっているのに何故出るのか。

昔の日本軍を偉そうに指摘出来る訳もないだろう。

結局旧軍と同じく党の面子の為に生け贄になってしまったのではないかと思われる。

下手すれば与野党相乗り候補🆚日本共産党と言った地方自治体の首長選挙のような選挙になりそうだったところを共産党が存在感をアピールするために蓮舫を押し出したのではないだろうか。

前回の都知事選では山本太郎が出ていたのだが小池百合子には敵わなかったとコメントしていた。

ポピュリストの山本太郎でさえも「賞味期限切れ」なのである。

今回2番手の石丸でさえもこの効果は一回限りで次回からは政党の支持を受けねば選挙もまともに戦えないということくらい分かっている。

蓮舫も支持者を減らし票を減らしているのなら組織票に頼らざるを得ず、しかもその組織票は共産党だけしかないという。

余りにも共産カラーが強く、就中先鋭化した支持者がしゃしゃり出ていたのなら却って票を減らすもの。

負けた後でも支持者らはその現実から見向きもせず他責ばかりのフィルターバブルに籠ってしまうので早速内ゲバが始まってしまっている。

支持者からして本当に勝つ気はないようである。

勝つ気はない、次に繋げようとしない、自分の縄張りしか興味ない、ならもう本当に政治参加する資格などないだろう。

そうしたエゴの塊に翻弄された蓮舫に果たしてどこが引き取れるのか。

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