思えば2021年、高校3年生の時は乃木坂46と(映画と)共に生きていた気がする

私の乃木坂46での推しだった清宮レイさんが昨日(7/17)に卒業された。
乃木坂自体に思う所があって最近は活動を追っていなかったのだけど、卒業となるとやっぱり悲しい。
もう多分乃木坂の活動を追いかけることはほとんどなくなるのだろうけど、乃木坂楽曲は青春を思い出して感傷に浸れるので相変わらず聞き続けると思います。

昨日、ふと乃木坂(というより清宮レイ)にハマった2021年辺りの記憶を回想していたけど、あの頃が自分の人生で一番楽しかった気がします。
乃木坂にハマったのは勿論だけど、色々な新しいことに手を出していったので、人生が広がっていった感じが物凄くありました。また、この頃はパニック障害も発症していなかったので本当に毎日が楽しかったです。

ここから本題です。不思議なことに乃木坂楽曲を聞いているとあの頃の情景と、あの頃見て脳裏に焼き付いている映画がよみがえってくるので、清宮レイ卒業記念として2021年を記録程度に振り返ってみようかなと。いわば過去との決別です。

2021年1月~2月

この時期を思い出す曲:『僕は僕を好きになる』
曲を聞いて思い出す映画:『あの頃。』『あのこは貴族』『カポネ』『すばらしき世界』『哀愁しんでれら』

生まれて初めて乃木坂のCDを買ったのが『僕は僕を好きになる』でした。『すばらしき世界』と『哀愁しんでれら』は清宮さんがブログで気になる映画として確かあげていて、それをきっかけに見に行ったと思います。どっちも見て良かったです。
あと『あの頃。』の舞台挨拶中継付き上映を見に行ったんですが、上映前に何度もループで流れていた『桃色片想い』と『ザ☆ピ~ス』も薄く頭に残っています。

2021年3月~5月

この時期を思い出す曲:『Out of the blue』
曲を聞いて思い出す映画:『シン・エヴァンゲリオン』『ジャスト6.5 闘いの証』『パーム・スプリングス』『21ブリッジ』『スプリー』『ジェントルメン』

元々友達の影響で乃木坂の番組などはちょこちょこ追っていましたが、本格的に清宮レイのファンになったのは3月下旬あたりだったと思います。たしか歌番組で『Out of the blue』を歌ってたと思うんですけど、それがきっかけでドはまりしてずっと聞いてました。

この頃から聞き溜まったラジオを消化するために、映画の帰りに歩いて帰るということを始めたのですが、これは今も続けてるライフワークとして自分の人生を大きく変えるものとなりました。金曜の夜、学校帰りに映画館に行って、見終わった後に20時半から放送されていた清宮さんがパーソナリティを務める『乃木坂46の乃木坂に相談だ!』を歩きながら聞いて帰るのが本当に至福のひと時でした。このルーティンを初めてやったのが『21ブリッジ』を見た日の帰り。不思議なもので、帰り道のルートも鮮明に覚えています。
また、この時期から友達と行ったのをきっかけにカラオケを趣味にし始めて、これまた楽しいカラオケライフを送っていたなという記憶があります。エヴァンゲリオン新劇場版で宇多田ヒカルが歌ってた曲を習得しようと頑張ったけど、無理でした。

2021年6月~8月

この時期を思い出す曲:『ごめんねFingers crossed』『全部 夢のまま』『猫舌カモミールティー』

曲を聞いて思い出す映画:『太陽の下の18歳』(カトリーヌ・スパーク レトロスペクティヴで鑑賞)『アジアの天使』『ナポレオンと私』『東京リベンジャーズ』『少年の君』『ベイビーわるきゅーれ』『ワイルド・スピード ジェットブレイク』


なぜかわからないんですが、『ごめんねFingers crossed』を聞くと真っ先に『太陽の下の18歳』をサツゲキで見た後の帰り道と、デレク・ツァン監督の『少年の君』をサツゲキのシアター2で見た記憶が強くよみがえります。どちらも嫌いな映画ではないけど、オールタイムベスト級の映画ではないので、なぜ強く思い出すのか理由は分かりません。

清宮レイさんのオンラインミート&グリートに参加したのもこの期間です。前日からずっと緊張しており、当日は朝一で景気づけに『東京リベンジャーズ』を見て(本当はロバート・エガース監督の『ライトハウス』が見たかったけど、時間が合わず断念)イベントに臨みました。興奮で体温が39度近くまで上昇し、イベント終了後は燃え尽きてすぐ寝たのも忘れません。

そしてこの頃から受験に向けた予備校の夏季講習で忙しくなりました。それでも変わらず映画は見続けていました(これで受験失敗してたら大馬鹿)。
なぜ見たか分からない武田梨奈主演の謎の映画『ナポレオンと私』(これもサツゲキシアター2で見た)、受験勉強の合間を縫いながら見たワイルド・スピード全作マラソン、『ベイビーわるきゅーれ』の衝撃(これもサツゲキシアター2)、全部良い思い出です。サツゲキシアター2は私の青春の場所かもしれない。

話逸れますが、サツゲキという映画館は2階から地下1階へのシアターへと向かう中距離の階段があります。そこはコンクリートの匂いが結構漂っており、つい最近その階段を久々に意識的にゆっくり下ったのですが、この通路の匂いを嗅ぐと『モルエラニの霧の中』(個人的には3時間半きつい映画体験)と『街の上で』を思い出しました。
「将来は東京に住みたいな」なんて思っているのですが、あの匂いを嗅ぐとめちゃくちゃ落ち着いて、「この空間が無くならない限りずっと札幌でいいや」と思ってしまいました。

2021年9月~11月

この時期を思い出す曲『君に叱られた』
曲を聞いて思い出す映画『OLD』

この時期は本格的に受験に集中したいのもあって、見る映画を減らしてました。

そんな中で思い浮かぶのがM・ナイト・シャマランの『OLD』です。なぜ『OLD』が印象に残っているかというと、これも清宮レイさんがSHOW ROOMか何かの配信で面白いと言っていたのがきっかけで見に行ったからです。これもサツゲキのシアター2で見て、前のクソ客がスマホいじってたなあという嫌なこともありましたが、映画が想像以上に良かったので良い記憶として残っています。

というわけで色々振り返ってみましたが、2021年は乃木坂と映画を追うことで本当に楽しい日々だったなということです。正直、書いててこの時期より楽しい人生はもうやってこないだろうなと思い始めました。ここ数年、生きててワクワクすることがない感じがします。最近昂ったのはTOHOシネマズすすきののOPENくらい?
新しく熱が入るものを見つけられれば良いのですが、そう簡単に見つかるものではないので中々厳しい。そう考えると、結構乃木坂に熱中していたなと思います。

余談

自分にとっての大きな転換点、2021年を振り返ったわけですが、最後に2021年以外で、乃木坂楽曲を聞いて思い出す映画と記憶もリストアップしておこうかなと思います。記録のために。

2020年9月『ファンタスティック3色パン』
→思い出す映画『映像研には手を出すな!』

2022年6月『錆びたコンパス』
→思い出す映画『わたし達はおとな』

2022年7月~8月『好きになってみた』
→思い出す映画『ラストサマーウォーズ』『劇場版 Re:cycle of THE PERGUINDRUM 後編 僕は君を愛してる』『ボイリング・ポイント/沸騰』、思い出す記憶:パニックの症状回復せず色々なものを断念

2022年11月~12月『ここにはないもの』
→思い出す映画:『死神遣いの事件帖 月花奇譚』(清宮レイ出演作)『警官の血』、 思い出すイベント:サッカーW杯、ポケットモンスター スカーレット/バイオレット発売

2023年1月『甘いエビデンス』(ちょっとキツい歌詞を除いたら、『I See…』のようなSMAPっぽさあふれる曲調で、乃木坂楽曲で一番好きな曲)
→思い出す映画:『キャプテン・ノバ』『恋のいばら』『離ればなれになっても』 、思い出すイベント:東京旅行

2023年11月『おひとりさま天国』『monopoly』
→思い出す映画:『ロスト・フライト』『首』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』、思い出すイベント:TOHOシネマズすすきのOPEN

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