三重県「まん延防止」要請 飲食店時短要請協力金も｜亀山市新型コロナクラスター情報
こんにちは、亀山市議会議員の草川たくやです。
4/26 新型コロナ感染状況や県の新たな発表についてまとめました。ところどころ市が対応できる部分については提言も盛り込んでいます。
亀山市の感染者数が12日ぶりのゼロ！
胸を撫で下ろすのはまだまだ早いですが、久しぶりの感染者ゼロに少しホッとしました。
なお、市内事業所クラスター関連では新たに５名の感染が見つかるなど累計５４名の陽性者が確認されています。
今回のように、早期に保健所がクラスターに介入して事業所内の検査対象を拡大していなければ、さらに今以上に感染が拡大していた可能性があります。保健所はじめ最前線で感染拡大防止にあたっている皆様の適切な決断・対応のおかげさまで、本日の市内感染ゼロがあるのだと実感します。市の感染防止対策・検査体制の強化など新型コロナ対策は、国はもちろん保健所や県と緊密に連携していくことが重要です。
生命と暮らしを守るため、医療現場や社会福祉施設、保健所など最前線で働く方々の負担を軽減するためにも、引き続き市民の皆様には感染防止対策の徹底をお願い申し上げます。
三重県が「まん延防止等重点措置」適用 要請を正式に決定【緊急警戒宣言を抜本的に強化】
4月19日に緊急警戒宣言を発出しましたが、下記のような感染拡大状況を鑑みて、宣言を抜本的に強化することになりました。
●直近で公表した変異株検査の結果において、約95%が変異株であることが判明
従来株から変異株への置き換わりが進んでいます。変異株は感染力が強く、重症化しやすいとされており、変異株の脅威に対する警戒感をさらに強める必要があります。
●新規感染者数が先週後半急激な速度で増加
4月21日には過去最多となる57人、翌日には68人、4月24日には72人、過去最多を更新しました。
●重症者の急増
医療機関において様々な面で負担が増大し、一般医療にも影響が及びつつある極めて危機的な状況です。
●県外においても感染状況の悪化
県外でも、近隣の京都、大阪、兵庫、あるいは東京において新たに緊急事態宣言が発出され、また生活文化圏を共有する名古屋市に続き、岐阜県においても、まん延防止等重点措置を政府に対し要請することを決定しました。
医療提供体制については、現時点では辛うじて、コロナ医療との両立が図られているものの、このまま患者が増え続ければ、一般医療とコロナ医療との両立が困難となります。重傷者病床も病床占有率も引き続き高水準です。
亀山市も保育・教育現場の感染対策を徹底 教職員や保育士も優先的にワクチン接種を進めるべき
感染力が強く重症化しやすい変異ウイルスは従来型より子どもへの感染が多く確認されています。
亀山市ができる対策として、保育・教育現場の感染対策を徹底するために、教職員や保育士のワクチン接種優先度を見直すべきです。介護従事者と同様、優先的に接種を開始すべきと考えています。
飲食店の営業時間短縮 2月26日〜5月11日 営業時間は20時まで
※詳細は下記まとめ画像データ及び県HPにてご確認ください。
時短要請協力金に関する相談窓口：059-224-2247
飲食店はじめ事業者に対する県の対策・支援
新規開業を予定している店舗や感染リスクが高いと考えられている店舗には県が直接訪問しての感染防止対策の確認調査を行っていきます。これまでの感染拡大の入口となった、飲食の場からの感染を確実に食い止めるための対策です。
亀山市は飲食店はじめ市内事業所の感染防止対策を支援すべき
繰り返し述べますが、これについては市も取り組み支援を実施すべきと考えています。草川たくやは市内クラスター発生以前の4/15に感染拡大防止対策の支援を市に提言しました。
まん延防止等重点措置については、有識者会議において全会一致で要請すべきと結論
県は「まん防」を国に要請する方向で、岐阜県と連携して国との調整をスタートしていく意向を示しました。
対象区域については、四日市市を含めていくということですが、その他の地域については感染状況、医療提供体制、生活圏などを踏まえて、国と調整していくとのことです。
今回の県の独自宣言で感染防止対策としてお願いを強化したこと
●県内の移動や外出も慎重に検討
県内の移動や外出、必要性や安全性を慎重に検討して、感染リスクが高い場合は避けてください。
やむを得ない場合も、感染防止対策を徹底してください。
混雑している場所や時間を避けてください。
対策が徹底されていない飲食店の利用を避けてください。
外だから安全だと思わずに、路上や公園などでも大人数長時間の集団での飲食は避けてください。
●飲食店やイベントでは可能な限り連絡先の把握を
●カラオケ設備のある飲食店では、昼夜を問わず、感染防止対策が徹底できない場合はカラオケの利用を控える（現地調査あり）
●出張などのオンライン活用、テレワークの推進
●出勤者の５割以上の削減
ゴールデンウィークの休暇取得の促進。業種、地域の特性なども考慮しつつ可能な限り5割以上の削減をお願い。
●商業施設などにおいて改めて利用者の方の整理誘導、発熱している方の利用を避けていただく
●大規模集客施設では、可能なら営業時間の短縮なども検討をしていただきたい
お願いを強化した分、対策や支援も強化していきます（飲食店・事業所への支援は上記参照）
●医療提供体制の確保
現在の宿泊療養施設を145室に、新たな施設を5月中に確保
重症者の受け入れ体制をさらに関係医療機関へ依頼
ワクチン接種支援・相談体制の確保
病床の増床（4月下旬〜5月上旬）
後方支援病床の確保（回復した、退院の基準に達した方で、回復のために引き続き病院などで対応が必要な場合など）を医師会、市町などと連携して取り組む 👉亀山市立医療センター？
●まん延防止の強化
社会的検査の実施（社会福祉施設・医療機関）
機動的、戦略的に早期対応する検査体制の確保
クラスター発生時の早期介入
※PDF資料はこちら
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000951150.pdf
繰り返しますが、亀山市ができる対策については、これら県独自の対策や保健所の判断、市内の感染状況を客観的に分析した上で、国・県（特に保健所）と緊密に連携しながら実施を検討していく必要があります。市が先走って手法を誤り、連携を乱し、現場の最前線である医療機関や保健所などにその皺寄せを食らわせるようなことだけは、断じて避けなければなりません。
市の単位でできることには限りがあり、難しい舵取りですが、市民の皆様のご意見をできる限り反映しながら感染拡大阻止に努めてまいります。
それではまた
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