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手抜き介護 ⑨折れてる

一晩寝たら治った! ということにはもちろんならなかった。腫れが結構パンパンなので、やはり整形に行くことに。泊まっているホテルは3階建てでエレベーターがなく(!)、ひーひー言いながら階段を下りた。駐車場に行く道は、よく見たらかなりでこぼこがある。足もと全然見ないで走ってたもんなあ。

問診票に、症状が起きた原因を書く欄があった。□運動、□仕事、□交通事故とチェック欄があるけど、どれも違う。もしかして、労災に入らないか?と思いながら、運動にレ点を入れた。説明のところには「走っていて」と書いたから、意識高い系がジョギング中にと思われているかもしれない。レントゲンを撮った看護師(レントゲン技師でなく)が、「折れてるようですよ」という。

「ヒビってことですか?」
「いや、骨折みたいに、私には見える」
「え? 手術になりますか?」
「それは先生が…」

そしてその通り、画像はしっかり折れていた。骨折って、もっとものすごく痛いんだと思ってた。動かさなければ何ともないのに、折れてるんだ。でもずれていないから、そのまま固定するだけで良いらしい。ギプスで固めることもできるけど、不自由だから湿布に包帯でいきましょう、とのこと。

この後、母を眼科に連れて行って、玄関の配置換えをし、100均でいろいろ買ってくる予定だったんだけど、一気にやる気が失せて戦線離脱。ちょうど来週、兄がはりきって実家の片づけにやってくるので、全部託すことにする。

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