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ゼミ生自己紹介#1 ~やりたいことはなんだっけ?~

みなさま、こんにちは!

大変ありがたいことに、なんと初回の自己紹介記事を担当させていただく運びとなりました、立教大学 経営学部 国際経営学科 新3年次志水 千紘 (しみず ちひろ)と申します。

2001年、ジブリ映画不朽の名作『千と千尋の神隠し』公開と同じ年に生まれたことから、「千尋から名前をとったの?」と聞かれることがよくあります。学校の書類などで「千尋」と書かれることもしばしば。
しかし、みなさまお気付きかと思われますが、漢字が違います。いずれにせよ、勇敢な主人公:荻野千尋には心から憧れます!

ここで私の紹介を少しさせていただきますと、高校卒業まで地元:長野県で育った生粋の田舎っ子で、上京して3年目、まだまだ東京は慣れないことばかりで溢れています(笑)

所属する国際経営学科では、主に英語Finance・Accountingを専攻し、今年度はStudent Assistant (SA)とCourse Assistant (CA)として学科のコア・カリキュラム科目の下級生指導を担当することになっています。

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「自分のやりたいこと」

「将来の夢は?」

と聞かれて、みなさまはなんと答えますか?

私は特にこれといった確固たる夢もなく、聞かれれば「ケーキ屋さん」などと答え、ブレブレの道を歩んできました。

中学に入学して、5歳から習い続けた「英語」を活かす仕事につきたいという曖昧なイメージを持ち始め、高校は英語科に進学しました。そして、大学受験が迫った時には「英語で授業が受けられる」「留学システムが整っている」「将来役に立ちそうな学問が学べるところ」というような大学の選び方をしました。

実際大学に入り、組まれたカリキュラムを淡々とこなす中で「自分のやりたいことって何だっけ」という1つの疑問が私の中に生まれました。

なぜこの大学・学部学科を選んだのか、自分のやりたいことはここでできるのか、そもそも何がやりたいのか。常にこの疑問は自分の中にあったものの、自分と深く向き合うこともなく、目の前にある授業・課題に集中していました。

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↑大学1年次短期語学研修:カナダのBritish Columbia大学にて


「平和構築」「国際協力」という言葉

大学1年生の春、大学の教養科目の1つとして元国連職員の女性が教鞭を取られている授業を履修しました。教授自らが撮影した写真を用いて、紛争地域や最貧困地域で起きていること平和構築の方法を学びました。

単純に「面白そう」と思って履修した授業ではありましたが、痩せ細った子供の写真などを拝見した際、ここにいる私がいますぐ何もできないことに憤りを感じました。

「今私のリュックの中に入っているお菓子を1つでもあげられたら、この子たちはどんな顔をするだろうか」

「この子たちを笑顔にする方法はないのか」

そう考えていたときに、高校在学時に英語の教科書にて目にした、「MSF(国境なき医師団)」「DDR (武装解除・動員解除・社会復帰:Disarmament, Demobilization, Reintegration)」の活動をされる方々のお話を思い出しました。

日本にいては想像もつかないような危険な地域で「誰かのため」に全力で働く職員の方々の姿に感銘を受けたと同時に、「私のやりたいことはこれかもしれない」という感情を覚えました。

そして大学2年次の春、生活の全てが新型コロナウイルス感染拡大により一変した中、国際的な紛争や貧困・人権問題を扱う講義を2つほど履修し、様々な側面からグローバル・イシューを学ぶうちに、「助けを必要としている人々」に手を差し伸べられるような人材になりたいと感じました。

しかし、私の本専攻はあくまでも「国際経営学」平和構築・国際協力という言葉やトピックに触れることができるのは、大学の教養科目を通してのみでした。

このままこの道を進み続ければ、将来国際協力に関わることはできないかもしれない。むしろ、貧困や紛争に苦しむ人々をさらなる悪夢に陥れるような、利益ばかりを求めたビジネス・会社経営の方に加担してしまうかもしれない

そんな不安から、当時の講義担当教授に「国際協力に携わるには何から始めたら良いですか」と声をかけたのがきっかけで、日下部先生及び東京外国語大学学生の自主ゼミをご紹介いただきました。

これに加え、立教大学独自の「グローバル教養副専攻」という、指定された科目を履修することで卒業時に自分の本専攻とは別に修了証がいただけるシステムを利用して、「Discipline Course: International Cooperation」を専攻し始めました。

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↑立教大学池袋キャンパス 冬の風物詩:正門のクリスマスツリー


新たな出会い

違う大学所属であり、国際協力の知識もまるでない私が入って大丈夫なものかと不安に思っていましたが、このゼミの皆さんは学ぶ意欲に満ち溢れ、私にたくさんのモチベーションを与えてくださっています。
途中参加の私を快く迎えてくださったメンバーの皆さんの意見をたくさん聞きながら、「国際協力」への学びを深めていきたいです。

なかなか記事の更新ができないかもしれませんが、私のような本専攻と違う分野として「国際協力」に興味を持つ方々の参考になれますよう、たくさん勉強していきたいです!

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↑人生初海外は高2の時に日露文化交流で行ったロシア・モスクワでした


やりたいことを実現するために

直近の目標は大学在学中に長期留学を経験し、言語力とともに国際感覚を強化したいと考えています。

大学卒業後は、国際経営学専攻として、国際的な経営・経済などの商業的部分と、自主ゼミを通して学んだ国際協力や国際情勢の知識を組み合わせて、世界誰一人として見過ごされることのない世の中に貢献したいです。声なき方々に寄り添い、代わりに声を挙げ続ける役割も担っていきたいと考えています。

素晴らしいメンバーのみなさまと、私も学びを深めていきたいです。どうぞよろしくお願い致します!

お読みいただきありがとうございました!

志水千紘

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