評価される事
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見出し画像
明け方の満月 山に消え行く
xf100400mm
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美大時代の話③
ある日の大学の課題
「通学路で見る景色を家から学校までの順に描く。(パネル張りした画面に8コマで)」
教授が
「例えば8コマのうちひとつだけモノトーンにするとか…」
と説明。
作品発表の日、クラス1のムードメーカーの男子がそのまんまの事をやってきた。みんなその度胸が面白くってザワザワ~。
教授はなんて言うだろ…?
評価はどうなるんだろう…?
評価A !
「面白い!アイデアがいい!」
と絶賛。
教授は自分のアイデアだった事を忘れたかのようだったのでびっくりした…。
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大学の4年間は常に人前で評価され続けた。上の話のように納得いかないことも何度もあったし、いくらいい作品が出来たと思っても全く評価されない事も。
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写真でも大学時代の事を思い出す事がよくある。
芸術は評価する人の好みに大きく左右される。
認められる事はもちろん素晴らしいしやり甲斐にもつながる。
でも
写真の好みは人それぞれ…。
楽しみ方も人それぞれ…。
これからも自分の見つけた小さな感動を写す事を楽しめたらな〜と思っている。
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美大の話①
美大の話②