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カメラを持っているライターに仕事が来るという話

さて、今回はタイトル通りの出オチのような内容なのですが、ライターとして個人で仕事をもらうときには「一眼レフを持っていて写真も撮れる」ことが意外と重要なポイントになります。

わたしは学生時代にたまたま(20回ローンで)一眼レフを買っていたのですが、本当に持っていて良かった……と思うことが何度もありました。

というのも、編集部の方にお仕事の相談をもらう時に「一眼持ってますか?」、「写真も撮れますか?」とよく聞かれるからです。

個人的な感覚ですが、運転免許もってますか?の10倍くらい聞かれるし(わたしは運転免許を持っておらずそれで仕事を断ることがたまにある)、カメラ持ってなかったら仕事来なかっただろうなぁと思うことが多々あります。

著名人のインタビューはカメラマンと一緒に取材に行くことがほとんどですが、経営者へのインタビューやメディア向けの記者会見、イベント・施設レポはカメラマン兼ライターが多い印象です。

カメラマンを兼ねるといっても、プロカメラマンのようなレベルに達していなくても仕事はもらえます。後悔しない範囲で良いカメラとレンズを買って、対象物にフォーカスを合わせられて、f値とISOとシャッタースピードの関係をなんとなく理解していればOK。というかpモードにしておけばたいていのものはなんとなくいい感じに撮れるので最初はそれでいいと思います!

〜カメラに慣れてない頃にやりがちな失敗集〜
「暗い場所で明るく撮ろうとしたらブレっブレorガビガビになってしまった」
→シャッタースピードを遅くすると明るくなるが三脚を使って固定しないとブレブレになる・ISOを上げると明るく撮れるけどノイズが出やすい
 💡照明などで物理的に明るくするか、暗めにくっきり撮って編集で明るくするか
「ピントが変なところに合ってる!」
→カメラの小さい画面だとピントがちゃんと合っているように勘違いしやすい
 💡撮影したらすぐ被写体の一部を拡大して確認
「アップばっかりでどこの写真かわからない」
→被写体ドーン、背景ボケーが綺麗に見えやすくて楽しいからたくさん撮りがち
 💡引き・寄りのバランスを常に考えておく
「気持ち悪い構図だ……」
→水平が取れてなかったり、ごちゃごちゃしていて視線が散ってしまったり、被写体が画角の端に寄っていたりするとなんか気持ち悪い写真になる
 💡上手い人の写真をたくさん見て真似する
「欲しい場面がない!」
→どんなカットがほしいか記事の内容と照らし合わせて撮らないとこうなる
「指定された比率でとるの忘れた!」
→4:3で納品してくださいとか1200×900pixelでお願いしますとかサイズを指定されることがあるけど、事前に聞いておかないと全部トリミングすることになる。あと、トリミングすると構図が変わって残念な感じになることがある。
「忘れた!!」
→充電器を家のコンセントに差しっぱなしにする、予備の充電パックを忘れて途中で電池が切れる、SDカードを忘れる、SDカードのデータを移し忘れて容量がいっぱい、撮り終わったSDカードをなくす(死亡)など、危険が潜んでいる。やるはずない、と思う人が一番危ない。

あとは現場で撮っていくうちに「こうやって声がけすると笑ってくれるな」とか「三脚が置けない場合も想定しなきゃな」とか「こういう並びだと格好いいな」とか色々試行錯誤していけます。

撮影以外で言うと、AdobeのPhotoshopかLightroom( Lightroomのほうが楽だから私はほぼこっちしか使いません)で明るさ編集とトリミングと余計なものを消す作業だけできれば十分ではないでしょうか!

撮影も請け負い始めた当初、ライターがとってきた写真ということで期待されてなかったのですが、写真撮るの上手いね!と編集部の人に言われはじめてから調子に乗り、どんどん楽しくなっていったので、続けていくとやはり多少なりとも上達はするんだと思います。

と、偉そうなことを言いましたがカメラに関しては完全に自己流でやってきているのでどこかで壁にぶち当たるかもしれません。フォトグラファーの友達募集中!!!

おわりでーす!!

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