ラグビー大学選手権 決勝 帝京大学対明治大学(2024年1月13日、国立競技場)
ラグビー大学選手権の決勝戦、3連覇を目指す帝京大学対創部100周年の明治大学。
この2チーム、春の公式戦は天候不良のため中止、夏の練習試合は帝京の勝利、秋の対抗戦グループの公式戦でも帝京の勝利。ただし秋の対抗戦のときには明治の廣瀬主将が負傷欠場しましたが、今回はベストメンバーで対戦。
この日、私は大学時代の友人と池袋駅で13時に待ち合わせしたときは晴天。しかし天気予報では午後から雨または雪。
本当に降るのかなあ? と思いながらもポンチョを持参。
開場時刻である13時30分に国立競技場に到着したときは晴天。
11月に熊谷ラグビー場で明治対慶応の時に約1月ぶりの再会だったが、13時40分に着席してから試合開始の15時まで、でるわでるわの昔話や近況報告。
そんなこんなで試合開始前の両校校歌
相変わらず明治関係者は、握りしめた右手を垂直に上げ、顔の前を通り、左下に下ろし、上げて、下げてを繰り返しながら校歌を歌ってました。
みんな校歌を覚えているんだね。
明治のキックオフで試合開始。
気合が空回りしたのか、キックオフのボールがタッチラインを直接割ってしまい、帝京ボールのスクラム。
このスクラムの流れからファーストトライは帝京。
よーし行くぞ、というところで、痛恨のミス。
そして試合開始から23分くらいのところで天気が急に悪化。
雨というか雪というか強風に流されて空からなにか冷たいものが降り始めたのでした。と同時に近くに落雷。
数分間の中断の後に試合再開。
しかし、また近くで落雷があったようで再度中断。
このときの得点は、帝京7点、明治0点。
ラグビー観戦歴30年以上の私でも落雷し夜試合中断は初めて。
そういえば友人で元Xリーガー(アメフトの元選手)が「アメフトは雨が降っても雪が降っても台風が来ても試合をするが、落雷だけは中断する」と言っていたことを思い出しました。
選手はロッカーに引き上げましたが、観客は客席でじっと待ってました。新国立競技場だったので、屋根があり雨には濡れませんでしたが、旧国立競技場でしたらも屋根がないのでどうなっていたことやら。
そんなこんなで55分間の中断(新聞によると)を挟んで前半23分くらいから試合再開。
試合再開後に、帝京が得点して14点。
その後明治、2TRYの反撃で12点。
前半を終了して、帝京14点、明治12点。
後半最初の得点も帝京。明治の反則から確実にPKで3点。
後半担っても降り続ける雨、雪
その後明治もPKで3点を追加したものの、自力に勝る帝京の勝利。
優勝、帝京大学
準優勝、明治大学
観客席からの感想ですが、
スクラムは何度も反則を取られ、
敵陣深くのラインアウトはボールを取られ、
密集戦でのターンオーバーも多く、
帝京優勢。
中でも帝京と明治のはっきりした差は、集散のスピード。
明治がノットリリースザボールを取られても、帝京は(おそらく)取られてない。
まあしかし、落雷での中断ということで語り継がれてゆくのでしょう。
帝京のFWの中心選手が多く卒業するようですので、明治は来年こそ優勝してほしいものです。
帝京大学ラグビー部、明治大学ラグビー部、ありがとうございました。
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