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数奇な人生3

ゲームばかりしていた私は孤独のまま、小学校に上がった。唯一孤独を忘れられる大好きな幼馴染と離れてしまった。


そして、小学校に上がった。暫くして入院していた祖母が亡くなった。今となっては、重荷が降りた気がした。

生きてる時は祖母が少し恨めしかった。亡くなると清々したはずなのに、お葬式の時、ベランダでふいに涙が流れた。誰にもバレずにすぐにふき取って、会場に戻った。着丈に振る舞っていたあの頃の私。

祖母がまだ私の家(という感覚は薄かったけど)で介護されていた頃、毎日の様に、外で近所の子と遊んでいた。祖母が入院し、家から出ていったときから、その回数が減ったと母に聞かされた。

あの頃の私は惨めで弱くて全てを恨んでいた。それを隠すために愛嬌や道化のような仮面を被っていた。

全てを恨んでいる人になんて誰も近寄ってこない。更に孤独になってしまうのが、本当に怖かった。

だけど、今思うと本当はどちらにしても孤独だった。

仮面を被っていたけど、仮面を被り続けることなんて出来なかった。もう限界だ。。。


ここまでも色々可哀相な子だと思われると思うけど、これは私に起きた数奇な出来事の10%以下だ。

親が私が5歳くらいの時から新興宗教にハマっていることも、唯一心の支えだった犬が死んだことも、限界が来て、暗くなり学校にいけなくなることも、初めての彼氏があまり好きじゃないのに、付き合って同棲してギチギチに束縛されて友達ともあまり遊べなくなって、腰痛で歩けなくなって、最終的に出てけと言われたこともまだまだたくさんある。


書ききれない。

すべてがダイキライ。世界がダイキライです!


おしまい。




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