"継続できない"は"習慣化していない"から

【伝えたいこと】
モノゴトを継続するためには習慣化が必須


【はじめに】

「よし!毎日これを継続していこう!」と決心したけれど、
1週間ともたずに挫折してしまった経験はないでしょうか?
ぼくも何度もありました。
ランニング、ストレッチ、読書、自炊、、、
数えたらキリがないです。
では、なんで人はこんなにもモノゴトを継続できないのでしょうか?
自分の意思が弱いから?
そもそも興味がないから?
それは習慣化ができていないことが原因です。
このノートでは習慣化によってなぜ継続力が身につくのか、そして習慣化のコツについて解説していきます。


【継続できない理由】

まず、ぼくたちはなぜモノゴトを途中でやめてしまうのか?
それは"感情のきまぐれさ”によるものです。

あるとき、「よし!健康のために今日から毎日ランニングをするぞ!」と決意したとします。

初日、「とりあえず、1日5kmぐらい走るか!」
二日目、「毎日やるって決めたんだから今日もやるぞ!」
三日目、「きのう頑張りすぎたせいで筋肉痛だなぁ。雨も降ってるし今日はやめとこうかなぁ」

なんていう感じで、やらない理由を探しだし、結局つづかなくなってしまいます。
いわゆる三日坊主です。
人によってはもう少し続けられるもしれませんが、基本的に毎日やるって困難ですよね。

このように人の感情は初日に決心したやる気に満ちた感情から、時間とともに別の感情に移り変わってしまうんです。
ずっと同じ感情を維持し続けることは不可能です。

ほかに例をあげると、
どんなにつらい経験、幸せな経験をしたとしても時間がたつにつれ、そのつらいとか幸せという感情は薄れていくといこともありますよね。

したがって、まず「人の感情はいとも簡単にあっちへこっちへと行ってしまう」ということを自覚することが重要なのです。


【習慣化しよう】

人の感情は意志の力ではコントロールできません。
では、どうすればいいか?
無意識の力を利用すればいいのです。

人の行動の半分以上は習慣でできている言われています。
朝起きてすぐ顔を洗う、歯を磨く、学校・仕事に行く、帰宅してすぐテレビを見る。
これらの行動の大半は無意識のうちに行なっている人が多いでしょう。

「あっ、今日気付いたらテレビをだらだら見ただけで終わってた!」

これはテレビを見るという行動が無意識的に行なわれている、
つまり、このテレビを見るという行動は習慣化されているということなのです。
すでに習慣化されている行動があるように、自分が習慣化したい行動をそれと同じくらい無意識的にやってしまっていたというレベルまで持っていくのです。


【習慣化のコツ】

1. 小さく始める
まずは少しの時間で良いから、今あるものだけで始めてみるのです。
たとえば、「クッション性に優れた良いランニングシューズを買って10キロ走ろう」
ではなく、学生の頃使っていたランニングシューズを引っ張りだして、走り出すことから始めましょう。
「とりあえず今日は100メートルでもいいや」
走り始めると
「あれ?なんだか今日はもう少し走れそうだから、500メートルくらい走ってみるか!」
と思えるのです。

2. ほかの習慣と結びつける
すでにある習慣に対して習慣化したい行動を結びつけましょう。
お風呂からあがった後、必ずストレッチする。
このように毎日のお風呂という習慣に対してストレッチをセットにしてしまうのです。
こうするとお風呂からあがった後、ストレッチをしないとなんだか気持ちが悪くなってついついストレッチをやってしまいます。

3. 環境を整える
習慣化したい行動をするまでのハードルをできるかぎり減らすのです。

・翌日ランニングをするために、ランニングウェアを着て寝る
・ランニングシューズを玄関に置いておく
・雨の日はジムのランニングマシーンを使うと決めておく

極端な例ですが、これくらいやっておけば、やらなければいけない状況に自分を追い込むことができます。 いかがだったでしょうか?


【終わりに】

「継続は力なり」や「ちりも積もれば山となる」というように、
成果をあげるためには習慣化が重要です。

ぼくはこの習慣化のテクニックによって、
様々な習慣を身に付けることができました。
ピアノ、ランニング、筋トレ、読書、などなど。

意志の弱いぼくができたので、今回の話は誰にでもできるはずです。

あなたがいま興味をもっていること、まずは小さく始めてみましょう。






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