ひとりで食べれない

あなたのお子さまは、ひとりで食事を摂ることができますか?

うちの子は介助が必要な段階です。

感覚過敏があり、手掴みで食べることも嫌がる時期がありましたが、現在は、手の感覚過敏はだいぶなくなり、ほとんどのものを手掴みで食べれるようになりました。

【考えられる理由】

・感覚過敏によるもの。

・運動機能や感覚調整によるもの。

・小さいとき、ついつい食べさせてあげていたため、自分で食べなくてもいいと思ってしまった。


《対処法》

・手掴み食べの時期をしっかりと確保する。
感覚過敏のあるお子さまも、手に色々な軽い刺激を与えながら、まずは手で食べることを大切にする。

・お子さまの発達段階に合わせて、食事の仕方や、食べるものを考える。

感覚過敏があり、手掴みで食べることも嫌がる時期がありましたが、現在は、手の感覚過敏はだいぶなくなり、ほとんどのものを手掴みで食べれるようになりました。

OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)などに相談すると、専門的な知識が豊富で、うちの子も、支援学校では、保育所等訪問というものを利用し、作業療法士の方に月に2回程入っていただいたり、児童発達支援を利用し、週一のペースで、言語聴覚士による指導を受けていました。

継続して利用する中で、子どもの発達段階に合わせて物事を進めていくことの大切さ、正しいアプローチの重要さ、食べること(食事の仕方)と発声、発音の明確さが大きく関係していたことがわかり、家庭療育だけでは限界があることも知りました。

まだ、スプーンを握って食べる!という発達段階ではないのに、無理にスプーンを使って食べる練習をしたり、ボロボロとこぼして食べる時期に叱ったりすることは、今思うと間違っていたと感じます。

手元をしっかり見て、口まで食べ物が運べるようになった今、食事のとき、洋服を汚すこともほとんどなくなりました。

口に入ってしまった魚の骨に気づき、自分で出せるようになったり、熱いものを口に入れた際、ふふぁふふぁして、熱を逃す口の動きができるようになった今、不明瞭だった発音が、誰が聞いても聞き取れるくらいにまでなり、明瞭度がだいぶ上がってきています。

本人も、自分の話したことが相手に正しく伝わることが嬉しくて、更に言葉が発達しています。

焦る気持ちはよ〜く理解でします。

でも、わたしたちのように、間違った指導で遠回りすることがないように、わたしたちの失敗を大いに活かしてもらいたいと思います。

療育は、少しでも早く気づいて、より早く正しい支援を受けることで、可能性がいくらでも広がるのではないかと感じています。

💠プロフィール💠
真方光君(まがたひろこ)1978年生まれ    10歳の娘と2歳の息子がいます。
10歳の娘は、13qモノソミーという障害があります。
私と同じように療育されているお母様やそのご家族、障害や発達に心配のあるお子様と関わる方々に向けて発信しています。

オススメしている対処法や考えられる理由がもちろん全てではありません。

私や私の仲間のお母さん達の通ってきた道。

そこから拾い上げてきた対処法です。

全てのお子様に役立つかどうかは未知数ですが、ひとつのアイデアとしてお役に立てれば、大変嬉しく思います。

全てを網羅する事は出来ないかもしれませんが、私達が、何十というアプローチを何百回と試し、うちの子に効果が見られた事例をご紹介していきます。

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