いざりで移動する

お子様の移動手段の事で、心配な事はありませんか?

うちの子の場合、6歳になる少し前まで、いざりでの移動をしていました。

外出先ではほとんど抱っこしての移動で、毎日肩はパンパンに腫れ、体力的にもとても大変でした。

ベビーカーや車椅子を使う時もありましたが、本人が抱っこを求めることがほとんどでした。

娘の担当医の一人である先生から、「いざりをする子は必ず歩くようになる!」と言われていましたが、本当に歩けるようになるのか、ずっと不安でした。

【考えられる理由】

・歩くために必要な筋力や骨格の完成が、まだ不十分である。

・足裏の皮膚に過敏がある。


《対処法》

いざりばかりして歩かないことを病院に相談すると、理学療法士の方が支援に入って下さることがあります。

その子の骨格や筋肉の動きを診ながら訓練をしてくれます。

ただ、足裏などの皮膚の過敏さについては作業療法士さんが詳しいです。

作業療法士さんに相談する機会を作れると、より良い改善策を提案してくれたり、支援してくれると思います。


《家庭での対処法》

・寝ている時に、足裏を手で触ってあげたり、柔らかめのブラシなどで優しく触れてみる。

嫌がらない範囲で、毎日少しずつ刺激を強くしてみる。

・遊び感覚で、芝生や砂場などの様々な感触に少しずつ触れる機会をつくる。


(使えるグッズ)

・イボイボのボール(柔らかさは様々な種類があります。)

・くし、ブラシ

・たわし  など


💠プロフィール💠
真方光君(まがたひろこ)1978年生まれ    10歳の娘と2歳の息子がいます。
10歳の娘は、13qモノソミーという障害があります。
私と同じように療育されているお母様やそのご家族、障害や発達に心配のあるお子様と関わる方々に向けて発信しています。

オススメしている対処法や考えられる理由がもちろん全てではありません。

私や私の仲間のお母さん達の通ってきた道。

そこから拾い上げてきた対処法です。

全てのお子様に役立つかどうかは未知数ですが、ひとつのアイデアとしてお役に立てれば、大変嬉しく思います。

全てを網羅する事は出来ないかもしれませんが、私達が、何十というアプローチを何百回と試し、うちの子に効果が見られた事例をご紹介していきます。

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