食いしばり(歯ぎしり)

お子様の歯の事で、心配な事やお困りの事はありませんか?

うちの子の場合、家族以外の人と接する時、特に食いしばりや歯ぎしりをする事が多く、歯医者さんでも、歯が全体的にだいぶ擦れていると言われています。

【考えられる理由】

・子どもの歯ぎしりの多くは、あごの成長や永久歯に生え変わることによる、噛み合わせの変化に対して無意識に調整しようとする生理的なものであることが考えられます。

・上あごと下あごの合うところの関節は、たくさんの神経の末端が交差するところなので、顎関節に刺激が加わると、落ち着くし、気持ちいいのです。
甲高い声を出して手を振る動作や、爪かみ、歯ぎしり、指しゃぶり、物を噛む、おしゃぶり、あるいは壁に頭を打ちつける子も、あごの関節への刺激を求めているのです。
緊張が強い時や眠い時に、そうすることで気持ちが落ち着くからだと考えられます。

《対処法》

「やめなさい」と言われて、やめられるものではありません。

その代わりに、あごの関節に適切な刺激を与えてあげれば、顎関節への刺激を求める欲求が満たされ、自然と歯ぎしりは減ってくるとも言われています。


歯医者さんでの対応の仕方も、先生によってご提言はそれぞれです。

基本的には、子どもの歯ぎしりに対する治療はしないという先生もいます。

歯はすり減りますが、歯並びへの影響はほとんどないとおっしゃっています。

奥歯が生え替わる11歳前後までは、かみ合わせが不安定で、歯ぎしりが起こりやすい時期です。しばらくすると、かみ合わせが安定し、歯ぎしりはなくなることが多いと言います。

しかし、その年齢以降も歯ぎしりがつづいているのなら、注意が必要です。

噛み合わせの調整といった、成長が原因ではない歯ぎしりの可能性が高いからです。

お子さんが強い力で歯ぎしりを繰り返しているようであれば、顎関節症などになるリスクもあるので歯医者さんに相談しましょう。

中高生になってアゴの痛みを訴える場合には、マウスピースを作って治療したりします。


💠プロフィール💠
真方光君(まがたひろこ)1978年生まれ    10歳の娘と2歳の息子がいます。
10歳の娘は、13qモノソミーという障害があります。
私と同じように療育されているお母様やそのご家族、障害や発達に心配のあるお子様と関わる方々に向けて発信しています。

オススメしている対処法や考えられる理由がもちろん全てではありません。

私や私の仲間のお母さん達の通ってきた道。

そこから拾い上げてきた対処法です。

全てのお子様に役立つかどうかは未知数ですが、ひとつのアイデアとしてお役に立てれば、大変嬉しく思います。

全てを網羅する事は出来ないかもしれませんが、私達が、何十というアプローチを何百回と試し、うちの子に効果が見られた事例をご紹介していきます。

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