見出し画像

社会人も案外いい加減なものですよ

今日は恥ずかしい話をします。他人様にわざわざ言うことでもないのですが、働くことへの恐怖心をお持ちの方には、少し救いになるのではないかと思っています。なので、わざわざ恥を忍んで書いてみます。

大学中退してから、嫌々ながら社会人となり、はや十数年が経ちました。何年経っても仕事に行くのは嫌だし、業務の大方がつまらないし、めんどくさい同僚や客の相手をするのにはほとほとうんざりします。どうしても仕事に行きたくない朝は定期的に訪れ、その気持ちに正直に「エア体調不良」でお休みをいただき、だましだまし何とかやっております。僕の根っこに横たわっている「可能な限り働きたくない」という、もはや信念めいたものは社畜化されることはないようです。有給は毎年キッチリ使い切るタイプです。

まったくとんでもなく意識の低いオッサンで、若い人に偉そうなことを言えるような働き方ではないと強く自覚しております。
ただ、こういう人間でもなんとかなってる、という事実は僕のような意識の低い人には救いになるのかな、と思った訳です。

僕が学生だった頃、こういう事を正直に話してくれる大人はいませんでした。身の回りの働く大人といえば、母といくつかやっていたバイト先の社員くらいのもので、基本辛そうな顔をしながら、疲れた時は休む、と言うこともせず毎日必死に働いている人たちだけでした。

こんな姿ばかり見ていたら、意識の低い自分には出来っこないと思うのは必然だったと思います。

でもね、先にも書いたとおり、こんなゆるい感じでも何とかなるものですよ。そして、僕自身働きはじめてとても驚いたことですが、いい加減で向上心もない人は意外と多いのです、少なくとも僕が出会った組織やその中の人たちにおいては。

ちょっと真面目に勉強すれば、意外と簡単に戦力になれたりします。もっとも、お前がレベルの低い世界で生きてるだけだろ、と言われてしまえば返す言葉もありません。でも、そういうレベル感の世界でも、楽しく生きていけるならそれで良いではありませんか。

とにかく、働くことはめんどくさいし、たまに理不尽な目に遭って辛い気分にさせられるのは、残念ながらある程度辛抱するしかないのです。だけれども、自分はやっていけるだろうか、と怖がることもないと思いますよ。しんどくなったら適当に休み休みやっていけばいいんですから。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?