見出し画像

秋の長雨

一雨ごとに涼しくなり、朝の空気にホッとしていたように、秋の長雨はもっと優しかったような気がする。

Wikipediaによると、「季節が、夏から秋に移り変わる際、真夏の間本州一帯に猛暑をもたらした太平洋高気圧が南へ退き、大陸の冷たい高気圧が日本海や北日本方面に張り出す。この性質の違う2つの空気がぶつかる所は大気の状態が不安定になり、秋雨前線が発生する。梅雨前線と同じく、前線を挟んで夏の空気と秋の空気が押し合いをしているため、前線は日本上空を南下したり北上したりする、こうして長雨が続く。」
とこと。
確かに太平洋高気圧が大陸の冷たい高気圧と交代する際に降っていたはずだ。しかし昨今は、連続する台風や熱帯低気圧の影響、線状降水帯の発生なので、天が俄かにかき曇り、「バタバタ」「カンカン」と大きな雨粒が屋根やアスファルトに衝突する激しい雨となっている。四季なんて思えない、雨季と乾季が短い周期でやってくるような印象になってしまった。

まあ仕方ないだろう、人の自然に対する畏敬の念を失いつつあることのが招いているのだと感じる。自業自得かもしれない。
とにかく自然の振舞がどうであれ、それに翻弄されて生きていくしかないのだろうと感じるこの頃である。

しばらく台風も続きそうな気配の中で、大きなことにならないように祈るばかりだ。

ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?