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繰り返しのある絵本:2、3歳におすすめ

はたらくくるまの絵本/図鑑の活用方法の紹介です。

絵本の選び方に困った時に、福音館書店さんのwebサイトを参考にしました。ここでは「繰り返しを大切にした昔話の絵本」がおすすめされています。例えば『おおきなかぶ』のように、物語の中に「繰り返し」を通じたユーモアがあり、子どもたちが満足できる結末が待っている。そんな絵本がおすすめとのこと。

昔話ではないけれど、繰り返しがある絵本ということで『のろまなローラー』(福音館書店)を購入。

のろまなロードローラーを馬鹿にしながら、トラックが追い越していく。次はリムジンが来て、やはりロードローラーを笑いながら追い越していく。小型自動車も来て、同じようにロードローラーを笑います。それでもロードローラーがゆっくり走っていくと、先に行った3台の車はでこぼこ道でパンク。最後は3台とも、ロードローラーのおかげで道が平らになってみんなが安全に走れるのだ、ということに感謝しながら再び走っていく、というストーリー。

つまり、①ロードローラーを馬鹿にしながら追い越す、②パンクしているところでロードローラーに出会う、③パンクが直った後でロードローラーに感謝の言葉を伝えながら走っていく、という3つの場面があるわけです。3台の車はそれぞれ1台ずつ登場するので、ロードローラーとの同様のやり取りが3回繰り返されることになります。

読み聞かせをしてみて、繰り返しのある絵本がおすすめされる理由、よくわかりました。パターンが決まっているので、子どもが物語の展開を簡単に予想することができるんです。

のろまなローラー

☝3台の車がロードローラーを馬鹿にする時のセリフ「どいたり どいたり(どけどけー!)」を私より先に言いたい我が子

子どもが物語を先読みすることのメリットは:
(1)飽きずに物語に集中できる
(2)「聞く」だけでなく絵本を自分で「読む」感覚が生まれる
(3)「この後どうなるか知ってる!」という優越感を覚える
など色々あるなぁ、と思いました。

我が子は現在2歳8カ月ですが、2歳になった頃から自我が非常に強くなり、「あれやだ、これやだ」と絵本もえり好みするようになりました。しかし年齢に合った絵本に出会えたことで、子どもも満足できるかたちで読み聞かせを継続することができています。


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