足の怪我したので、報告

お久しぶりです。
初めましての方はスルーしてください。

3月末にスキーをしていて足を骨折しました。
傷病名は右脛骨高原骨折と右脛骨顆間隆起骨折です。

4月1日に手術をしてそれから入院、6月13日に退院しました。
仕事は退院後すぐには体の調子的に難しいのでさらに1ヶ月後になりました。

今は怪我をして半年以上経ち山登りもわりとできるようになったので
一通り段落もついたかと感じ記録に残すことにしました。

忘備録でもあり、今後同じような経験をした方に希望を持って欲しいと思い
書くことにしました。

怪我してからのこと

怪我をして手術、それから4週ごろまでギプスをつけていました。
ちなみに手術は6時間、医者から言わせると大手術だったらしいです…

手術後は今でもはっきり覚えてますが、めちゃくちゃ痛かったです。
痛み止めを頼んでも処方されてからすぐに再処方できないのでただただ耐えるしかないです。あの痛みはもう体験したくないですね…

そんな感じで、痛みに耐えて過ごして3日後にはリハビリが始まります。
でも、リハビリといってもギプスをつけているのでできることは少なく問題のない左足の筋トレがメインでした。

他に、ギプスをつけている間は手術したところが腫れてそれが痛かったです。
あんまり座ってばっかってのも体に良くないんで松葉杖で歩く運動しましたが、立つ体勢も血液が下に流れてギプスで詰まり痛みになりました…

もう痛いことだらけで心折れそうでしたが、なんにせよ痛みを乗り越えないと何も進まないので根性で頑張りましたよね…めちゃくちゃキツかったです…

でも、成せば成るというか案外すぐに痛みは消えました。
なんでですかね。まあ結果オーライです。

そんな感じで4週間経ちギプスが外れました。

リハビリの話

ギプスが外れてから、本格的にリハビリが始まりました。

少し余談ですが、ギプスが外れて抜鈎するんですがホチキスみたいな針が傷口を繋いでいて抜くの滅茶苦茶ビビっていました。でも、案外外すときは痛くもなく例えるのなら毛をそーっと抜くような痛みでした。

リハビリの話に戻ります。

ギプスが外れたので右足のリハビリが始まります。
初めのうちは骨がくっついていないので主にマッサージです。

マッサージといえば聞こえはいいかもしれないですけど痛いです。
周りの人は気持ちよさそうなのに1人踠いてました…

どうしてかといえばギプスをつけている間は関節がうごせないので関節が固まリアます。それを無理やり動かし柔らかくするんで痛いんですよね。
膝は曲がるとき130度以上曲がることで生活がスムーズにできるんですが、この時点では60度ぐらいしか曲がりませんでした。

そんな感じで苦しんでいたんですが、徐々に膝が曲がるようになったときは嬉しかったです。

ちなみにこのリハビリは入院中はもちろん、退院した今でも動きが良いとは言い切れないので苦しみ耐えてリハビリしています。

6週目に荷重訓練が始まります。
スタートは体重の3分の1からかけ始めます。
痛みがあるって話を事前に聞いていましたが、思っていたより痛みはなく体重を乗せることができました。
痛みはなく安心はしたものの、荷重をかけすぎると骨がくっつきにくくなるとの話があったので体重コントロールが難しかったです。それでも歩ける喜びはでかかったですけどね。

7週目には2分の1荷重です。
この時の、体重コントロールはわりと簡単でした。それもそのはず人間て立っている時は半々で足に体重乗せているので感覚が掴みやすいんですよね。
でも、体重を乗せた時に地味な痛みがあってそれが辛かったです。文句言ってても何も解決しないんで頑張って歩いてましたけどね。

8週目ではもう全荷重です。
この時は、ジャンプとか全体重以上にかかる動作以外はOKとの状態でした。
まあ、そんなことは筋肉が少な過ぎて無理なんですけどね。
方足立ももちろんできません。最初のうちは杖がないとまともに歩けなかったです。ただ、歩けるのは嬉しいので練習たくさんしているうちに案外早く杖なしで歩けるようになりました。

そして、この時点での膝の動きはというと曲げる方は自力だと110度くらいで他力だと120度くらい。伸ばす方は5〜10度膝が曲がった状態でした。

そんな感じで1人で歩けるようにもなり家での生活も出来そうだったので退院しました。

退院後の調子

退院後は1ヶ月ほど療養期間をもらって家での生活や運転などの日常を普通に送れるようになることに努めました。

家に帰ってからの1週間ほどは生活するのがやっとでした。
風呂や階段など生活で色々な障害がこんなに疲れるとは思いませんでした。
ですが、成せばなるもので生活していくうちに普通に行えるようになりました。

入院中できなかったことがたくさんできたのは嬉しかったです。

2週目からは出かけたり自転車漕いだりプールへ行ったりと体を動かすことに専念しました。元々登山をしていて早くその生活に戻りたいが故に体力をつけれることは色々やりました。

一方でリハビリの方は週3ペースで通いました。
内容はマッサージとトレーニングです。
このトレーニングは今でも継続しています。

痛みの方はというと、筋力不足からくるものなんですが膝の外側と膝の後面外側が痛みが強かったです。
半年以上経った今でもなんですが健常な左足に比べ右足の筋力は全体的に少なく左右差はあります。今でも足を使い過ぎたりすると痛みは変わらずあります。

そんな感じなので、痛みを減らすためにマッサージとトレーニングは継続しています。

復職の方はストレスが寄りかかると心配しているところはありましたが、思って以上に負担はなく復帰することができました。とは言っても、筋力不足や関節の動きが悪いので少しの間は職場の方にも多少手伝ってもらったりもしましたが…

現在の話(手術から約9ヶ月時点)

現在は膝の痛みはだいぶ減りました。
動きの方は曲げる方は135度辺りで伸ばす方は0度辺りです。

退院した今でもマッサージとトレーニングは継続しています。
関節の動きは時間が経つにつれて硬くなるのでぼちぼち厳しい気もしますが少しの期待を持って継続しています。

登山の方も退院後から少しずつ再開し、現時点では初心者から中級者レベルの山なら登れるようになりました。
具体的にいえば丹沢山や天狗岳(八ヶ岳)などの標高差1000m前後です。
冬は筋力が落ちるのが怖いので、あんまり無理はせず軽めのところを登ろうかと考えています。

終わりに

怪我した時や入院中は膝が痛いし、動きも悪いしこれから先まともに好きな山登りやアウトドアができるのか不安に押し潰されそうな時が多々ありました。
ですが、医師から言われていた復帰できるという言葉を頼りにここまで頑張ってくることができました。

もし、怪我をして心配でこの記事に辿りついた方がいたら不安に押し潰されずに頑張ってほしいです。怪我の後に登山をして感じましたが、登山は重い荷物を背負って不安定な足場を歩くスポーツで全身の筋肉を使います。
登山ができるようになれたのですから希望を捨てずに頑張ってほしいです。

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