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美しさの基準について考えた | 哲学

こんにちは! くるくるぼっちです。
今日は「美しさの基準」について考えてみました。

初めての浮気

先日、十年ぶりにいつも通っているのとは違う美容院に行ってみたのです。私は知らない人知らない場所が苦手なので、どんなに遠くても「この人」と決めたら他の場所には行けず、ずっと同じ場所に通っていました。
初めての浮気です。

そんなこんなで久しぶりに行った美容室で「美」への向き合い方に種類があること気づきました。

自己否定から始まる問題解決の「美」

美しいってなんだ?

あの人のように美しくなりたい。
私は○○だから可愛くない。なぜなら可愛い人は○○だから。
だから私のここを直したい。

自己否定から始まる問題解決の美

基準が社会や他人になっている場合、自己否定から始まる問題解決の美を探しているのではないか? と、思いました。

新しい美容院に行った時、美容師のお兄さんは、問題の解決策を提案してくれました。

私の髪の毛の特徴は、以下の通りです。
・髪質は硬め
・毛量は多い
・広がりやすい
・湿気でクセが出る
・左右でクセの出方が違う

です。つまり重くてくねってしまうのが私の髪質の特徴なのです。

これらの特徴から問題を解決するには、

毛量を減らして、軽くしてあげてスタイリングがしやすいようなカット。
そしてアイロンでストレートにする。

です。実際、美容院のお兄さんは、そういうカットをしてくれました。
その時、スキバサミでバッサバッサスキまくっていたのです。

私はその時思いました。
「あれ? いつもの美容院ではスキバサミをみたことがないな」
と。

自分の特徴を最大に活かして可愛くなる「美」

新しい美容院で、はじめましての美容師のお兄さんが、いい感じにカットしてくれました。

それは、毛量の多い髪を減らすように中をすいてくれて
「ほら、軽くなったでしょう」
そして、コテでストレートにしてくれて
「右の方がクセが強いから、なるべくクセが出ないようなカットにしておきました」
と言ってくれました。

めちゃくちゃ優しくて素敵な美容師さんです。

私の髪の特徴から問題を解決しようとして全て逆にしてくれたわけです。
本当に本当にありがたいんだけど、ここで私は気づきました。

私が思っている「美」は、

「私の特徴を消すんじゃなくて、私の特徴を活かした上で最上級の「美」が欲しい」

と。

まとめ

私が思う美は、私が私である上でその能力を最大限に伸ばすことなのでした。それをいつもの美容師さんはわかっていたのかな? と思いました。
私は重めが好きなのです。
自分の髪が重たいからといって問題を抱えているとも思っていませんでした。クセが出てくるのも好きなのです。それは日によって違う顔になりますから。

いつもは説明しなくていいので自分でもよくわかっていませんでした。

でも今回、別の人と会話することで「美しい」の基準には、人それぞれあるのだなと思いました。
私は、Instagramで見る「これが流行りだよ」っていう可愛い子にはなれないのは知っています。そのように自分がなりたいとも思っていないのです。

なので、基準は他人に合わせるのではなくて、私の中にある。
だから、私じゃない「美しい」の基準に合わせても嬉しくないのです。

自分を否定して、社会に合わせた「美の基準」に合わせたいと思う。
そうすることで、自己肯定感が上がることもあると思う。
そんな若かりし日が私にもありました。
歳を重ねて、自分のストーリーや自分らしさの方が今は、大切になったってことかな。

そんな「美しいの基準」について気付けた十年ぶりの浮気でした!

ってことで、次回はまたいつもの美容師さんのところへ新幹線に乗ってはるばる遠征しようと思います。(遠い目)

美しいの呪いはまだかかったまま

終わり

ありがとうございます! サポートしてもらうとわたしの心…どころか、生活が潤います! いつも元気をありがとう♡ そして栄養をありがとう!