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はじめまして:まなざしフォトグラフィー

2023年11月
多摩動物園
オランウータン

はじめまして。大井です。
写真を撮っています。
都内で働く30歳です。
歩いて楽しい杉並区民です。

30歳を期に、勢い余って転職をしてしまいました。
新しい職場は品川です。
港南口の人の波に流されて歩きながら、「自分もまた、波の一部として他の人を流しているのかー」などフムフム考えています。
フムフム考え過ぎると前の人にぶつかりそうなのでほどほどにしています。

30歳でのスタートといえば、思い切って写真教室に通うようになりました。
今月で7ヶ月目…かな?
「毎日36枚撮れ」と「日録」を課されているので、通勤を含め常にカメラを持ち歩いています。
重い……。

さて、noteを始めた理由ですが、「写真には撮り手が写る」という言葉がきっかけです。
基本的に写真とは「個人的なもの」であるという考え方です。
(※広告写真などを除きます)

「個人的なもの」なので、撮影の前後や後処理の過程であれこれ脳内の会話が個人のものとして発生します。
その記録をしたい、客観的に見てみたい、と思い立ちました。

そもそも「個人的なもの」とはどういう意味か…?

例えば道を歩いているときに、「何に目を向けるか」には、個人の人生経験が色濃く影響しますよね。
それをいかにして「目の前にあるように見せるか」…?
…カメラはそのお手伝いをする道具です。(お手伝いさーん!)
「何をファインダーで切り取るか」の前に、「何にまなざしを当てているか」がキモなんです。

そして、被写体が人や動物の場合、撮り手に対する「相手の反応」が表情や動きに現れます。
恋人にカメラを向けられたときに見せるような表情を、会社の同僚や電車の中のおっちゃんに見せることはないと思います。(ですよね!?)

その表情は恋人にしか撮れない。
写真に「人間関係」が写り込むがゆえの現象です。
写真は「個人的なもの」。

個人のまなざし、です。

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