30歳とは、悩ましい 5


「残り4時間であれ、それが40年後であれ、
我々は有限なリソースに生かされている」

宇宙飛行士の野口聡一さんが語る。

宇宙飛行とは引き算。
宇宙船に乗った瞬間、
地上を離れた瞬間、
家族と会える時間や好きなものを食べる自由、
地上では当たり前にできたことが
引き算されていく。

宇宙船外に出た時、
背負う酸素のみに生かされ
今この瞬間が有限なものなのだと
強烈に突きつけられる。

宇宙服内の酸素が尽きるまでの4時間であれ
地上で送る人生が尽きるまでの40年であれ
変わらない。

限られた時間をいかに有意義なものとして
生かすことができるか
今この瞬間も、刻々と過ぎ去っていることを
知ってるのに、
なんでだろう
毎日をなんとなく見過ごして
また明日が必ず訪れつづけると思い込んでる

あたしがこの世に生まれた瞬間から
命尽き果てるそのときまで
有限な時に生かされている
たった一度の
あたしだけの人生を
生きたい
生き抜いてみたい。


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