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牛乳の代わりに豆乳なら毎日飲んでO K?


よく質問されるので、迷ってる方も多そうなので記事にしてみました😊

結論から言うと
豆乳も牛乳と同じく
嗜好品程度の位置付けで考えてください。

私も週に1〜2回豆腐(未発酵大豆)は食べるのでゼロではありません。
あとはたまーに豆乳スープとか🫕
植物性のタンパク源であり、栄養も豊富ですが、未発酵大豆(製品)に関しては
デメリットを考慮し頻度を考えます。


牛乳、乳製品のカゼインフリーを始めると
代わりに豆乳を毎日の習慣にする人が
多いですが、日常的な摂取に注意した方が良い人が居ます。


豆乳は未発酵大豆です。
未発酵の大豆にはいくつかデメリットがあります。この記事では3つお伝えします。

1️⃣酵素阻害物質

豆乳などの未発酵大豆は酵素阻害物質により消化不良を起こしやすくなります。未発酵大豆に限ったことではありませんが、消化しきれなかったタンパク質は腸内にいる悪玉菌の餌にになり腸内を荒らすことになってしまいます。
◉消化力の弱い人
◉胃酸が少ない人
◉胃もたれしやすい人
◉ガスでお腹が張りやすい人

は摂りすぎには注意です。
このような人はソイプロテインでもお腹が張りやすい人も多いです。

2️⃣フィチン酸

このフィチン酸は玄米にも多く含まれます。
フィチン酸は金属を排出してしまう働きがあり、重要なミネラル(鉄・カルシウム・亜鉛・マグネシウム)なども排出してしまいます。
水銀や農薬も排出するため一長一短ですが、
現代食はよっぽど意識して摂らない限り、ミネラル不足が酷いです。
これらを踏まえ頻度に気をつけましょう。

ミネラル不足がどんな症状を引き起こすか?
ミネラル不足は万病のもとと言っても過言ではないくらい大切な栄養素です。

こちらに簡単にまとめているので参考にしてください。

3️⃣レクチン

レクチンというタンパク質は
玄米や蕎麦などの穀物
トマト、ナス、ピーマン、じゃがいもなどの
ナス科の野菜にも含まれます。

レクチンもまた消化が難しいことから
リーキーガットという腸粘膜上皮細胞の透過性を上げてしまう作用があります。

免疫の要である超粘膜の透過性を高めてしまうので頻度に気をつけましょう。
特にアレルギーや甲状腺疾患、リウマチなど自己免疫疾患を患っている場合は摂りすぎには注意。
(グルテンフリー・カゼインフリーなどは大前提です。)


もちろん治療中や症状のある方は自己判断するのではなく、栄養医学に詳しい医師や専門家に相談してくださいね。


発酵大豆は大豆のデメリットを緩和し栄養価が高いです。大豆を発酵させることでフィチン酸やレクチンは分解されるので
◉納豆
◉味噌
◉醤油
しっかり発酵している商品を選びましょう。

【しっかり発酵している】とは?

例えば味噌の場合



天然醸造と書かれた味噌を選ぶと良いです。
天然醸造など伝統的な製法では、仕込んでから
約10ヶ月〜1年熟成させます。
味噌の選び方についてはこの記事を参考にしてください。

速醸の場合
人工的な熟成方法で、さらに遺伝子組み換えなどの安い原料を使用している可能性もあります。

商品によるので一概には言えませんが
メーカーに確認するのも一つ。
製造工程はしっかり発酵しているか見分ける基準に。


⚠️市販の納豆の場合
表面に納豆菌をかけただけのものが多いので、しっかりと発酵大豆の状態になっていない商品があるそうです。摂取量を抑えたい人は要注意です。

気になって納豆メーカーに問い合わせをしました。1ヶ月経過しても返信が無く、再度問い合わせると
「ずっと調べているから」と言われ見事に2年回答がありません😂
買うのやめました笑


個人差があるので
これらデメリットも含めて参考にしてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました😊

※必ずこちらをご覧ください🙇‍♀️



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