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帝王切開出産レポ①

約2週間ちょっとの入院を終え、無事に双子を出産し、退院する事が出来ました。
入院や、初めての手術、色々感じた事を残しておこうと思います。

▼目次

 ・突然の入院
   
  ・手術までの長い日々

 ・いよいよ前日

◾️突然の入院

いよいよ帝王切開まで10日となっていた頃。お腹の張りは、もうすでに5ヶ月くらいからちょこちょこあったし、双子だから普通よりも張りやすいと言われていて、あまり気にしていなかったのですが、ここ最近、やたらと張る頻度が増え、生理のちょっと強い痛みみたいなのも伴うようになってきて、上の子の出産日の1週間前くらいから感じていた前駆陣痛に非常に似ており、不安になる私。
破水もしてないし、子宮の出口は割としっかりしていると言われているので、大丈夫だとは思うけど…
せっかく帝王切開なのだから、あの時の陣痛はもう味わいたくないし、帝王切開も痛いのは痛いと聞くけど、陣痛の痛みを知ってしまったら、もう2度と経験したくないと思いながらも過ごしていました。
上の子の誕生日が8月19日だったので、なんとか一緒にお祝い出来そうだと思っていた矢先。18日の夜、お腹の張り&痛みと共に少量の出血。こりゃいかん、病院に電話。入院バッグを持って来てくださいとの事で、夜の11時過ぎ、タクシーで病院へ。モニターをつけて、心音と張りを確認。そして内診。赤ちゃんは元気だけど、張りもそれなりにあるし、子宮の出口も短くなっているから、もう入院でもいいよ、と言われました。焦る私💦ちょっと待ってくれ!明日は大事な娘の誕生日!!この日の為にサプライズもプレゼントも用意した!!せめて誕生日だけでも祝わせて…
そう思い、先生に「明日、上の子の誕生日なんです…それだけが心残りで。」と言うと、「そっかー。じゃあ張り止め出しとくから、今日は一旦帰る?明日の誕生日が終わってまだ張りとか出血があるようなら我慢しないですぐ来て下さい」と言われ、先生ありがとう🙏🙏と感謝し、本当は不安だったので何も無ければ入院したかったけど、一旦帰る事に。
無事に上の子の誕生日をお祝いし、夜一緒にケーキを食べる事が出来ました。
お腹は張るものの、なんとかもってくれ…とドキドキしながら一晩明け、次の日の午後から入院となりました。ここから手術まで長い道のりが始まりました…。


◾️手術までの長い日々

部屋は個室。シャワーとトイレが付いてて、いかにもお値段しそうな感じ。
一般病棟とは別の、安静にしてなきゃ行けないフロアに通された為、とっても静かでした。
ここで2週間…。基本的に行動は制限されてないけれど、フロアに出たところで何も無いし、お腹も重いし、とにかくほぼ一日中ベッドの上で過ごしていました。普段からテレビはあまり見ない方なので、私の暇つぶしは、①ナンプレ②読書③寝る でした。ちょこちょこ助産師さんが来て、毎日お腹にモニターをつけ、赤ちゃんの心音と、お腹の張りを確認。これが辛かった…。双子だから、2つモニターを付けるのですが、どっちかのモニターが同じ子の心音を拾っちゃって、もう1人が測れないって事が何回もあり、長い時は2時間くらいずっと同じ姿勢で、数値が安定するまでひたすら待つのみ。もう…早くしてくれ…腰が限界…。それが終わったらシャワー浴びて、寝るかナンプレか本読むか。たまにテレビもつけてみたけど、あまり頭に入ってこず。たまに携帯でTVerとか見たりしたけど、Wi-Fiが無いのと、やっぱりあまり頭に入ってこず。
そんな感じの日々が9日くらい続きました。いやぁ、長かった…。

ちなみに総合病院の入院食は、とにかく映えない。

基本的に茶色め。特に旨くも不味くもないけど、とにかく量が多い。

食べた後量をチェックされるので、なんとなく、頑張って食べなきゃ!とはなるのでなんとか口に運んではいましたが、最初の方は慣れない環境と多すぎる量、そしてあまり食欲をそそられない毎度のご飯にとても苦戦して、毎食が苦痛でした。でもこれが、不思議と慣れてくるもんなんですね。3日か4日くらいたった頃から毎日ちゃんとお腹が空くように。そして、味も大して変わらないけど、完食できる回数も少しずつ増えていきました。やっぱり、人間の基本は食事だなと改めて思いました。ちゃんと栄養士さんが考えたメニューを毎食食べていると、あんなに毎日していた胃もたれとか、便秘とかも無く、胃薬も飲まない日々が続くようになり、食事を整えるだけでこんなに変わるんだと驚きでもありました。

◾️いよいよ前日

手術日の前日。なんとなくソワソワしていたけれど、思ったより落ち着いていました。この日は麻酔科に行き、帝王切開の麻酔の説明を受けて、お腹の邪魔な毛を剃毛し、後はいつも通り。流石に麻酔科で説明を受けた時はドキドキ。色んなリスクがある事、痛みや吐き気がある事。でもそれに対する処置も丁寧に説明してもらい、嘔吐恐怖症によるパニックが心配だと言うと、最初から吐き気止めの薬を入れてもらえるとの事で、少し安心出来ました。
それでも、気持ち悪くなる妊婦さんは多いと聞いていたので、本当にそれだけが心配で不安でしたが、もうなったらなったでしょうがない。先生達に全てお任せしようという覚悟は決まっていました。
いよいよ明日、手術…。この大きなお腹ともお別れ。お腹を切るという未知の世界に足を踏み入れる。元々貧血だけれど、双子の帝王切開は出血が多いと先生が言っていた。輸血もするかもしれないと。どうなるかな…
赤ちゃん達はどんなお顔をしているだろう。ちゃんと産声をあげてくれるんだろうか。体重はどれくらいだろう。2000gはあったらいいな…
もう、色んな事を考えながら、ぼーっと部屋で過ごす前日でした。夕飯が終わり、そこから絶食。手術日当日の朝6時まで、お水だけで過ごすように言われ、浅ーい眠りを繰り返しながら当日を迎えたのでした。

長い文章最後まで読んでくださりありがとうございます😊
次は帝王切開レポ②を公開していきたいと思います!

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