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映画を観る為に飛行機で那覇に行った話 ②

那覇旅行 2日目。
1日目は↓のリンクから。

6時過ぎに起床。5時間くらいは寝れたかな。
ネカフェのマットはとにかく硬くて快眠はできない。どうしても目覚ましの前に起きてしまう。この感じ久々だな。部屋が鍵付きになっていたりと、昔と変わった所もあるけれど、この硬いマットと快眠の出来なさは、学生の頃に利用していた時と全く変わっていなかった。変わったのものと、変わらないもの。街も景色も店もモノも価値観も社会の仕組みも変化が激しい現代社会。自分に馴染みのあるものや好きなものがずっと変わらないでいてくれると、安心するよね。

起床後はすぐにシャワーを浴びた。硬いマットで痛くなった身体をケアしたかった。それにお湯のシャワーは当分浴びれないからね。

シャワーを浴びたあとはモーニングを食べた。トースト2枚と、即席のコーンスープ、ソフトクリームにオレンジジュース。 食後にコーヒーも飲んだ。これも全部無料って凄いよね。美味しかったな。

あと2枚くらい食べれば良かった

その後はすぐに荷物をまとめて、チェックアウトした。ネカフェは滞在した時間で料金が決まる。私は21時から7時の9時間利用で2990円(税込)だった。モーニングもシャワーも飲み物もソフトクリームも込みでこの値段ってやばいよね。前述に述べた通り、寝る時はマットが硬く、身体を痛めるので、長期の滞在は向いていないけど、1,2泊くらいなら安価に快適に泊まれるので、オススメ。

ネカフェを後にして、次に向かった先は映画館。朝8時40分上映の映画を観に昨日と同じ映画館に歩いて向かった。ギリギリになったが、上映時間には間に合い無事に鑑賞。名探偵ポアロシリーズを観た。この映画は那覇に来たついでに観るかくらいの気持ちで観たのだけど、これが意外に面白かった。あまり期待していなかったけど、いざ観てみると良作だったということが稀にある。ミステリーは普段あまり見ないのだけど、雰囲気とかホラー要素もあってかなり引き込まれた。新しいジャンルを開拓できたのはこの旅での大きな収穫かもしれない。

雰囲気良きの映画だった。人も少なく見やすかった。

その後は直ぐにバスに乗り別の映画館へ。那覇の中心部にある映画館。12時上映の映画と14時半上映の映画2本を続けて観た。この2本は結構楽しみにしていた映画だったけど、観てみるとあんまりだった。朝に観たポアロの方が何倍も面白かった。映画も人生と同じように塞翁が馬だな〜。

那覇の映画館。内装がすごくオシャレだった!

2本目を観終えたらすぐに最寄りの駅に向かった。18時半の飛行機に乗るから、もう空港に行かないと行けない。ゆいレールという、那覇と空港を結ぶモノレールに乗って、空港に向かった。おもろまちという駅。電車は10分毎に通っていて、Suicaも使えたし、空港まで乗り換え無しで300円だった。すごく便利だな。空港行きだから観光客らしき人が大勢乗っていて、かなり混雑していた。電車の窓から那覇の街並みが一望できた。観光は全く出来なかったけど、那覇は凄く都会だったな。沖縄、少し見くびっていた。人の多さも交通の便の良さもビルや店の多さも都会そのもの。地元の熊本よりも間違いなく栄えていたし、今住んでいる石垣島とも全く違っていた。沖縄本島と離島。高校生のファッションも娯楽の多さも盛り上がりも180度違う。田舎と都会。まあそれぞれに良さがあるのだろうけど、住むなら那覇に住みたいと少し思ってしまった。同じ沖縄でもこんなに違うのか。

ゆいレール
“ゆい”は沖縄の方言で助け合いの意味がある

そんなことをつらつら考えていると終点の那覇空港に着いた。駅は空港と直結していて、直ぐにチェックインできた。搭乗まで時間があったので空港内を散策してみた。行きは先を急いでいたこともあり、気付かなかったが、那覇空港はとにかく広かったな。お土産屋も至るところにあって、選ぶのに迷うくらい。規模的に福岡空港と同じかそれ以上に感じた。空港はその都市の実力を如実に表していると、聞いた事がある。この理論を当てはめると、地元の熊本の何倍も都会ということになるな。ずっと熊本の方が都会だと思っていたので、何か負けた気がして悔しい。

空港をある程度散策したあとは、保安検査場へ。無事に通過して、帰りはJALの飛行機で石垣島に帰った。帰りも窓側の席だったけど、夜だったので途中の島を見ることは出来なかった。隣の席は小学生の男の子だった。サッカーのユニフォーム姿だったので試合の帰りだろう。ぐっすり寝ていた。僕も疲れていたので、なにもせず、ただぼーっとしてたな。

夜8時過ぎくらいに、無事に石垣空港に到着。
めちゃくちゃ疲れていて、すぐにでも帰って寝たかったが、冷蔵庫が空なので、頑張ってスーパーで買い物をして返った。夜9時過ぎに帰宅。無事に帰れてほっとした。不安も多かったけど、何事もなく帰れてよかった。相当疲れていたのか、12時前には寝た。睡眠剤を飲むことなく快眠できた。

以上、映画を見に行くために那覇に行った話でした。ただ映画を見るために往復2万円の飛行機に乗りました。たかが映画のために勿体ない、アホやん、と思う人もいるかもしれません。自分でも正直、アホやと思います。でも映画を見れる環境が近くにない今の環境で生活してみて、自分は大金を払って、観に行くくらいに、シネコンや映画が大好きなんだと再認識できたし、自分は映画館が近くにある町でないと、住むことは出来ないな、なんて思ったりもした。次はいつ行けるか分からないが、節約して、お金ためて、また近いうちに那覇に行きたいな。もちろん観光ではなく、大好きな映画を観るために。

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