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『わたしの旅に何をする』の読書感想文

2冊目の宮田珠己さん。いろんな旅をされていますが高確率で思いがけないアクシデントに見舞われてしまうところが毎回ハラハラドキドキです。

でも不意に堪えきれない笑いがこみ上げたりするので、外で読むのは危険です。

他人事だから面白おかしく読めますが、こんな旅は到底無理ッ!怖すぎる。
だからこそ貴重な疑似体験を味わえて、これぞまさに読書の醍醐味ですよね〜。

そして我が身に起こる数々の苦難を、こんなに面白おかしく書けるのは凄いなぁって思います。

文庫版あとがきには、日常のエッセイはチャレンジしたけどうまくいかない云々と書いてありましたがもしも日常エッセイを書いて下さる機会があれば、是非とも読んでみたい!
宮田さんの視点で綴られる日常エッセイが面白くないわけがないから…。

スパッと仕事辞められたことについても後悔されていない潔さとか、全力で旅を楽しもうとなさる姿勢とか、真面目なのか、ふざけているのか、わからなくなりそうだけど、楽しそうな生き方にも何だか心惹かれます。

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