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『大人失格』の読書感想文

こんばんは、水瀬綾乃です。
この作品は星野源さんのエッセイで知りました。

すぐに買い求めたものの積んだままにしていましたが、もっと早く読めばよかった!と思うくらい不思議な面白さに溢れていました。

中には苦笑するしかないような話もありましたが、子どもの頃から観察眼に優れていて、概ねどれも思考が深い。

「大人失格」というタイトルも好き…。

年齢だけの話なら、一定の時を過ごせば誰でも大人になれる。
でも「ちゃんとしている大人」になるためには、やはりそれなりの努力と経験を積まねばならないのではないでしょうか?

自動的に大人になった後、いかに大人であり続けるのかということが難しいのだと思う。

私も子や孫たちの手前、彼らに恥ずべき背中だけは見せないように精進して、『大人失格』にならないように生きていきたい。
そんな風に思わせる一冊でした。

松尾スズキさんの小説は『もう「はい」としか言えない』しか読んだことがありませんが、他の作品も読んでみたくなりました。


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