神崎 ユウ

こちらでは、主に小説についてのお話をしようかと思います。

神崎 ユウ

こちらでは、主に小説についてのお話をしようかと思います。

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自己紹介

固定用記事として自己紹介を載せようかと思い立ちまして。 よろしくお願いします。 サークル 黒うさBOXの神崎 ユウと申します。 X(Twitter)、HP、PixivFUNBOX、そしてここnoteで活動しています。 X(Twitter)は日々のつぶやき、HPは今までの作品集、Funboxはイラスト・ゲーム制作メイン、noteは文字活動メインで掲載していますので、是非とも仲良くしていただければと思います! 各SNSで「#黒うさBOX」のハッシュタグをつけてご感想いただくとエ

    • うちの子可愛いい(i2i画像あり)

      はじめに創作のモチベーションを保つのに、ウチの子をビジュアル化するって云うのは自分ではよくあること。 そして、自分用にグッズ化するのもよくあること。 今回は、初めて、アクスタを作ってみようかなとか!! 本題今日はただ、ウチの子可愛いと云うだけの記事です。 i2i画像を使って、ウチの子を現実化します。 夏休みは時計仕掛け:水鏡 一人目は、黒うさレーベル2作目、夏休みは時計仕掛けの表紙や中表紙に出てこなかった、水仙の妖精、水鏡ちゃん。 松に恋する水仙さんです。可愛い。 眼

      • 黒うさBOXレーベル3作目の話

        はじめに黒うさBOXレーベル小説の話とか深夜のテンションで発行小説第二作品目構想を語るとかの記事で、「3作目はSFだ!!」とか宣言していたのだけれど、上下巻+短編の大作になりそうなので、今からでさえ12月の文フリには間に合わない気がしてきたので、方向転換しようかと思いました。と云う話。 3作目は学園推理もの!?黒うさBOXレーベルの1,2作は非常に複雑かつ「むつかしい」と云う単語が似合う物語だったと思います。 何かもう、簡単なことでも難しくすると格好良く思えたりする厨二病の

        • 【考察】嫌いなもの

          はじめに脳味噌の中第二弾です。 自分は、他の人の「嫌いなもの」に興味がある。食べ物だったり、動物だったり。 「嫌い」とは「負の感情」だと思っている。 そして「負の感情」は基本的に人間は持ちたくないものだと思っている。「嫌」「嫌い」「怖い」「嫉妬」「ムカつく」…そんな気持ちになりたくてなっている人はいないと思う。 そして、嫌いなものに対しては「労力をかけてわざわざ負の感情を維持している」わけで、なぜそこまで拒否するのか? その負の感情を持つのか? 受け入れてしまった方がいいの

        • 固定された記事

          【考察】人間の脳の曖昧さ

          はじめに 昔々blogをやっていた時は、日々考えていることを垂れ流していたのだけれど、ここ数年で同人界に復帰してからはTwitterとかチャットとかの短くて簡単な文章でのコミニュケーションや宣伝が多くて、そんなもんだと思って生活していたのだけれど、また昨今、文字をベースに活動し始めたので、脳味噌の中を公開しようかと。 こういうのがどこかで創作の役に立つのよ。そして自分の文章好きなのよ。 本文と、いうことで、今回は人間の脳味噌の曖昧さを。 自分は一応ガチのシステム屋でして、職

          【考察】人間の脳の曖昧さ

          黒うさBOXレーベル小説の話

          はじめに文フリを知り、単行本「蝶塚」、そして2作目の「夏休みは時計仕掛け」、執筆中の3作目「ルドベキアの花束」(2,3作目はこちらにて語ってます)。 これらの物語の性質と、さらに4,5作目の構想について語ろうかと思います。 物語たちの特性これらの物語たちは、なんだったら20年前くらいの自分が作り出した世界で、多くの創作物のように未完で終わっているものたちでした。 伏線張りまくって回収できずに未完なヤツ、あるあるだと思うんですよ。ないですか? みんなどうなんだろう…。 まぁ

          黒うさBOXレーベル小説の話

          創作における”殺人犯”についての考察

          はじめに厨二病だった私は、一時期インモラルだったりアンダーグラウンドだったりを魅力的に思う時期があった。そう云う時期がある人は、ある一定数はいるんじゃないかと思うんだけれどどうだろうか。 そんな訳で、私は死や殺人を作品の中に入れ込むことがままある。 例えば、今作の「幻夜」は殺し屋たちの話だし(ただし、この世界観では「殺人」は仕事になりうる)、Idiot Savantも愛しい相手を殺すし、睦目さんは自殺がテーマだったりする。 私は同時並行して複数作品を作っているのだけれど、そ

          創作における”殺人犯”についての考察

          夢の話とフリーゲームSilent Filme_

          ノベコレさんで公開させてもらったフリーゲームSilent Filme_。 これは私がこの世の中に絶望していた時に考えていた世界観を形にしたもので、最近それに似た夢をまた見たので、少し語ろうかと思う。 多分、ネタバレはないと思うので、この記事を読んでからプレイしても問題ないと思う。短編です。 さて、どんな夢を見たかと云うと、夢なので非常に荒唐無稽だ。 世界は闇に侵食されつつあり、自分はそれを食い止めようとする正義の勇者「集団」の一人。 この集団は多分千も万も人間が所属していて

          夢の話とフリーゲームSilent Filme_

          花枕 感想

          はじめに文学フリマ東京36で買った本の感想になります。 元々はノベルゲームコレクションの方で知っているシナリオライターさんの作品でして、本文庫本に収録されている二章まではゲームで公開されています。 第一章:花枕 第二章:則三角去四角 結構、ドロドロとした人間関係・恋愛ものらしいのであんまり得意ではないのですが、逆に! 普段読まないタイプの物語で楽しむことができました。 自分、登場人物にはみんな幸せになってほしいのよ(お前が云うか)。 二章まではノベコレさんのページで書かせ

          文学フリマ東京37に初出店&久しぶりのコミティア146

          はじめに先日11/11の文学フリマ東京37に初出店させていただきまして、沢山の方に新刊を手に取っていただき、非常に嬉しい限りです。 今まで、小説と云うものをメインに取り扱ってイベントに参加したことがなかったので、売れるかどうか非常に不安だったのですが、持ち込み部数は見本以外完売。嬉しい限りです。 ただ、もっとこうしたほうが良かったなと云うところも沢山あるので、それを踏まえて振り返りなどをしてみようかと。 さらに、12/4には久しぶりのコミティアに参加し、こちらは主にノベルゲー

          文学フリマ東京37に初出店&久しぶりのコミティア146

          白線の内側:アンソロジー

          はじめに眠り、嘘に続きまして、同じサークルさんで購入させていただいた作品になります。編集責任者によってサークル名称が変わるとのことでして、こちらは「かたつむり激怒」でした。あんなにゆったりしているかたつむりが激怒するなんて、何があったんだ…なんか可愛い。 地味に? 「へんせきにっき」楽しかったです。とても苦労したんだなって。 今回もネタバレありなので、ご注意ください。 あと、自分の考察力が無さすぎて、作者様の思いの解釈が全然違うかも知れませんが、多めに見てください…。なにぶん

          白線の内側:アンソロジー

          蝶塚への想い

          はじめに文学フリマ東京37で刊行させていただいた、新刊「蝶塚」について語ろうかと。強い想いはあとがきに記載していますので、ここでは想いをつらつらと。 本当は宣伝っぽいことを書いた方がいいのでしょうが、私の場合、制作は基本的に自己満足なので。 世界観等はこちらを参照ください。 Kindleでの購入はこちら。 また、12/3(日)のコミティアでも少数ですが販売しますので、文フリでお会いできなかった方は是非とも! 一応、ネタバレなしなので、これで興味を持っていただいたらコミティア、

          蝶塚への想い

          好きな作家さんの話

          はじめに文学フリマに初参加させていただき、あぁ〜やっぱり小説っていいよなぁ! 文字っていいよなぁ! と思ったのと、矢張り文字好きは影響を受けた作家さんがいるなぁと改めて思ったので、好きな作家さんのお話でもつらつらとしようと思います。 好きな作家さん大塚 英志さん Twitterでも何度か発言しているのですが、大塚英志さんがすごく好きです。一番好きなのは木島日記、次いで多重人格探偵サイコなのですが、両方とも大塚さんが原作の漫画のノベライズした方が好きだと云う、まぁ私も可也の

          好きな作家さんの話

          深夜のテンションで発行小説第二作品目構想を語る

          はじめに文学フリマ一週間前と云うことで、売れるかどうかも解らないのに楽しみです。 初参加の文学フリマ東京37ですが、38からは入場料有料(1,000円)、39はビッグサイト開催など、色々と発表があり、テンションが上がりますね。 5月開催の38にも申し込みまして、次の作品の構想などをこのテンションが高い状態で語ろうかと。 そもそも、私は基本的に5作品くらい同時並行で物語を作っているのが常でして、どれを二作品目にしようかと思っておりまして、候補の二作について語ろうかと。 そもそも

          深夜のテンションで発行小説第二作品目構想を語る

          「嘘」:アンソロジー

          はじめに前回の「眠り」に続きまして、同サークル(編集責任者によってサークル名称が変わるとのこと)さまのアンソロジーの感想を。 こちらはサークル名「すずめいろどき」でした。 『きっと、これが最後の嘘になるだろう』と云う一文を入れると云う制約のある企画ものとのこと。こういうの、楽しくていいですよね! それにしても、テーマが「嘘」なだけあって、読んでいて何が嘘で何が本当なのか? 嘘って云っていることが嘘なのか? など、非常に惑わされました。惑いました。なので、非常に考察的な感想が多

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          Kindleで出版してみた

          はじめに こちらの記事の続きです。 単行本を作るときに、なぜわざわざpagesで作ったのかと。pdf化できるならなんでもいいじゃん、わざわざ慣れないものを使わなくとも。 と思うでしょうが、そう。同時にKindleにも出したかったのです。だからepub形式で出力できるpagesだったのです…! 環境 以下の環境で実施しました。 環境に依存するのは、epub形式にするまでだと思うので、環境が一致しなくとも、Kindleへの登録は参考にしていただけるかと。 OS:Mac ツー

          Kindleで出版してみた