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黒うさBOXレーベル3作目の話

はじめに

黒うさBOXレーベル小説の話とか深夜のテンションで発行小説第二作品目構想を語るとかの記事で、「3作目はSFだ!!」とか宣言していたのだけれど、上下巻+短編の大作になりそうなので、今からでさえ12月の文フリには間に合わない気がしてきたので、方向転換しようかと思いました。と云う話。


3作目は学園推理もの!?

黒うさBOXレーベルの1,2作は非常に複雑かつ「むつかしい」と云う単語が似合う物語だったと思います。
何かもう、簡単なことでも難しくすると格好良く思えたりする厨二病の頃の作品なのでね!

一方3作目候補にしている学園推理ものは、私の中では比較的最近構想したもので、「学園もの! 推理もの! 文化祭!」と云う大好きな要素を目一杯組み込んだものです。これは8割方完成しているので、ほぼ確実に12月には間に合う。と思う。

そして、この3作目は非常に、非常にカジュアルな文体です。1,2作目はなんだったのかと。

そして、舞台は黒うさBOXのゲームにも出てくる「星神学園」系列の星神高校となります。これは、私の母校がモデルになっているんですが、作中では人体実験やら何やら怪しいことばかりしてます。そして国公立設定で、理由は「国と言う大きい単位なのでヤバイことしててもバレない/許される」みたいな設定にしたいからだったりします。

舞台の星神学園系列星神高校

いつかHPにまとめたいと思っているのですが、星神学園の設定は以下な感じです。


星神学園は、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学(院)までの一貫校。学費は安いが、その教育はより効率的な教育を目指すために実験的に行われている。
また、大学院のいくつかの研究室は表に出せないような研究をしている。
各教育機関は多くの人数を同時に教育しているため、いわゆるマンモス校と言われる規模である。


ちなみに、モデルにしている母校も幼稚園から高校まで存在していて、一学年20クラスくらいある。私は高校のみ在籍していたのですが、凄く楽しかったなぁと云う過去の記憶です。
そして今どうなっているか調べながら寝落ちしたら、夢で社会人なのに高校入試受けてました笑。
大学受験する夢もたまに見る。多分資格勉強しているからだと思うんですが。

黒うさBOXでは、怪しげな研究をしている機関は他にも「癲狂院」や、殺人鬼すら集まる「喫茶店000」など、日常の中の異常が散りばめられています。そう云うの大好きなの!

ざくりとしたあらすじ

文フリに参加する時に改めて丁寧なあらすじは作るのですが。


「ぼく」が転校した先の高校は、都内でも有数のマンモス校と呼ばれる星神高校。星神高校には、校内で有名な先輩たちがいると云う。
二人は、黄色い歓声に包まれながら、木刀を持って登校してくる、破天荒だが、とても可愛らしく魅力的な先輩だ。
この二人は、常に学年トップの有名人であるが、それだけではない。過去、星神高校の近くで起こった木刀傷害事件の容疑者だったそうだ。そして、その傷害事件は未解決のまま迷宮入りをしているらしい。

そんなことはつゆ知らず、加入必須である部活動をいくつか回っていたところ、成り行きで二人の先輩の所属する「科学部」なるものに所属することになった。
先輩の名前は、るい先輩とツキ先輩。二人の先輩と居るだけでなんだか注目されるような気がする。

ぼくが転入した季節は、文化祭の季節だった。星神高校の文化祭は3日に渡って開催される大規模なもので、「科学部」たる我らは全く「科学部」らしくなく、野外演劇を催すことになった。もちろん、破天荒な二人の先輩のご要望で。

推理小説好きなぼくは、二人を「クロウサ探偵事務所」所属の探偵と助手の役として、物語を構築していく。ぼくは死体役。
放送部やら新聞部やら演劇部やら、色んな部活動を巻き込んだ二人の探偵物語は盛況に終わり、楽しい文化祭は終わりを告げる。

そしてーー事件は起きる。
木刀〈殺人〉事件。容疑者は、勿論ぼくらが二人の先輩だったーー。


黒うさBOXにしてはカジュアルっぽくないですか? 笑。
ただ、中身は当然同じ人間が書いているのでまぁいつも通りな感じではあります。

おわりに

そんな訳で、色々と右往左往していますが、多分3作目はこの学園ものになりそうです。
5月の文フリで、もし蝶塚の在庫がなくなったら、蝶塚短編も作るつもりなので是非ともよろしくお願いします!!
SFものも世界観大好きなので絶対に形にします!

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