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【第21回】コンディションとパフォーマンスを支える栄養素 ミネラル vol2

こんにちは!トレーナー黒津です。

さて前回に引き続き今回もミネラルについて深掘りしていきます。前回多量ミネラルについての内容でしたので、今回は微量ミネラルについてご紹介していきます。1日の推奨量は少なく感じますが、体に非常に影響を与える栄養です。どんなものがあるか確認していきましょう。

ではさっそくいってみましょう!

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微量ミネラルの種類 その働きと多く含む食品例

 赤血球の生成に関わりのあるミネラル。体内では60~70%が血液の中に存在します。貧血や冷え性のかたは多めに摂取する必要があります。1日推奨量7.0~7.5mg(レバー、牛肉、小松菜)

 たんぱく質の代謝や赤血球の生成に関わりのあるミネラル。貧血気味のかたは鉄以外にも銅の不足も考えられます。1日推奨量0.9~1.0mg(たこ、ほたるいか、レバー、そら豆、ココア)

ヨウ素 甲状腺ホルモンの生成に関わりのあるミネラル。魚介類に多く過剰摂取にもなりがちな栄養。1日推奨量130μg(こんぶなど海藻)

マンガン エネルギー代謝、骨や皮膚の代謝に関わりのあるミネラル。植物性食品に多く含まれている。1日推奨量4.0mg(緑茶、玄米、モロヘイヤ、パイナップル)

セレン 抗酸化作用やATP(エネルギーのこと)の生成に関わりのあるミネラル。ビタミンEと共に抗酸化作用の働きをします。1日推奨量30μg(うなぎ、カツオ、毛ガニ、ラム肉)

亜鉛 新陳代謝、多くの酵素成分、たんぱく質の合成などに関わりのあるミネラル。味覚障害、免疫力の低下、肌荒れ、ストレスなど体の様々な不調に亜鉛不足が関連していると言われています。激しい運動をすると亜鉛が損失します。1日推奨量9~10mg(かき、ほや、ほたて、レバー、赤身の肉)

クロム 糖質や脂質の代謝に関わりのあるミネラル。中性脂肪や血中コレステロールを下げるのをサポートします。1日推奨量10μg(もも肉、あなご、そば、青海苔、ココア)

モリブデン 造血作用、糖質や脂質、尿酸の代謝に関わりのあるミネラル。1日推奨量25~30μg(緑豆、玄米、そば、大豆、レバー)

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以上が微量ミネラルのご紹介です。自分が何mg摂れた!といったことは普段あまり気にすることはできないと思います。それぞれが多く含む食品もご紹介しましたが、やはり偏った食品にならないように様々な食べ物をバランスよく食べることに尽きますね。決してサプリだけに頼ることがないように毎日なるべく食習慣を良くしていくことを心掛けたいですね。

それではここまでお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。

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