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後悔先に絶たず

「頼むから応募してくれよ」

身内にそう言われてしぶしぶ応募した事務職の求人。

離職して半年経つと、さすがに親がピリピリしてくる。
(わたしが悪いんだけど)

いいかげんにしろと言われて渡された
求人のチラシがどんどん溜まっていく。

そこから面接の電話がかかってきたのだ。

ドキッとして声が出なくなった。

イヤだ。行きたくない。やりたくない。

一瞬でネガティブな感情に染まる。

日時などを相談して
「では当日、よろしくお願いいたします。」

そう言って電話をきったあと
文字通り頭を抱えた。

どうしよう...

本音を言えば受けたくない。
無責任だ。大人として恥ずかしい。

でもなんの興味もない仕事。
記事にもしたけど、私のパソコンスキルはどん底だ

・未経験OK
・資料作りが主な仕事

・・・不安しかない。


いやいや受かってもいないのに何を言うか。
とりあえずやってみて
働きながらまた別の職を探してもいい。
・・・よし、そう思いなおそう。

でもね、本当はわかってた。
こうなることが。

前にもこんなことあった。
結局は流されてしまうんだ。

親には心配かけてるから。
同居させてもらっているから。
毎日言われるのに堪えられなかったから。

はい、全部言い訳です。

本来は、責任を負う代わりに
自分で人生の手綱を持たなければならなかったんです。

人に言われてやって失敗するよりも
自分で決めて失敗したほうが納得いくし
成功したらなお嬉しいものね。


・・・わかってて、
なんでこんなこと繰り返すんだろう。




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黒龍 京子(Kurotatsu Kyoko)
最後まで読んで頂きありがとうございました!