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俳句 半夏生の頃

  ガラス瓶実梅まんまる浮き始む

  露草は朝のしじまの青宿し

  弾む声親子夜市の帰りらし

  

 半夏生(はんげしょうず)七十二候
 サトイモ科のカラスビシャク(漢名を半夏)
 が生え始める頃

写真の墨彩画は筆者によるものです。
七十二候の言葉に絵と俳句を合わせることに挑戦中(只今33/72)

七月の始まりです。まだ梅雨最中ですが、まもなく夏本番。猛暑予報が出ています。

 露草は秋の季語ですが、七月は 秋初月(あきはづき) 涼月(りょうげつ)ともいわれるそうです。植物はゆるやかに季節を移ろい 私達を楽しませてくれます。
 
 田舎は夜がとても早い。夜ふけ、賑やかで愉しげな声がどこからか。ぁぁ、土曜夜市の帰りかな。聞こえて たのしい人の声です。
 


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