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短歌 恋は別れ?

 “二十二歳の別れ”耳そばだてて息詰めて
         ラヂオの前の吾恋初めし

 
 この歌といい “神田川”といい、当時少し大人の 別れの歌に揺さぶられ 映画のような恋に憧れた日の 何と懐かしく 思い出した今も心に風吹く思いです。
 少し前、投稿されていた記事に 陽水“心もよう” と 風“二十二才の別れ” を聴ける窓がついていました。しみじみと有り難く聴きました。
 むかし ラジオにリクエストして ハガキが読まれ かけてもらえた曲でした。思い出の引出しが 何十年ぶりかで 開きました。
 若い日の何でもないような行動が 思い出に変わり、 別の誰かの手を経て また自分を癒してくれる日が来るとは…
 歳を重ねることの醍醐味は こんなところにも
ある気がします。これから先 生きていれば、想像もしなかった何かに出会うかもしれません。
 寿命の神さまの眼をぬすみつつ、行けるとこまで 行くのです。
 


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