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短歌  噓の温度

   温かき噓の温度よ珈琲は
       砂糖ミルクも無しで頂く
       

 たまゆら 行きずりの人の心憎い言葉に 心晴れることがあります。今なら 即座にメモし、短歌か俳句に詠むでしょうに。
 言葉は忘れても、その時の温かさは覚ていて、時折 ふいにその感情を思い出します。その時
ぁぁ、嘘にも温度がある と感じたことを。

写真は ジャコウソウ

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