見出し画像

俳句  春雷

   春雷や町はまるごと縮んだか

   気の早い耕うん機春の雷光る

 
 強弱を繰り返しながら降る雨に 雷も遠く近く烈しく嘶いています。初蝶を喜んだ昨日の晴れが噓のようです。小止みになると すぐさま囀りが聴こえ 雷鳴に目覚めたのか 初蛙まで登場しました。もう、地球のシンフォニーです。
 このように春は始まるのだと高揚感に包まれます。春は烈しいのです。
 
 春雷の一日 投稿された詩に着想を得て

    何に撃たれん春雷か否恋か


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?