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【まなびの極意】お料理教室の先生からまなんだ " 守破離 " (しゅ・は・り)

私が通っていた料理教室の先生は、

フランス料理のシェフになるために、

留学などもしていた方で、

考え方が「プロ」でした。

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そのため、教えてくれる内容も

「簡単調理法」とか、「健康を意識した」などではなく、

あくまでも、プロとしてのフランス料理。

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そんな先生から学んだ、

学びの極意「守破離」についてお話しします。

剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。
「守」師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。                引用:コトバンク

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あるとき、近くの小学校の先生から

「子供たちに、たまご料理の応用を教えて欲しい」

と頼まれた先生。

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引き受けたのかと思ったら…

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「わたし、『子供たちは、たまご料理の基本は学んだんですか』って、聞いたの」とのこと。

「そしたら、やってないって言うから、断ったわ」

「ゆでたまご、たまご焼き、炒りたまご。基本をやってないのに応用なんて…。そんなの、ただのデタラメでしょ。」

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そのとき私は「守破離」という言葉を思い出しました。

小学生に対する、たまご料理の応用だとしても。

基本ができてないのに、応用だなんて、そんなのただのデタラメ

そう言い切った先生は、やっぱりプロなんだな、と実感。

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よく、「型にはまるな」とか

「型破りの」とか言いますが…


それってやっぱり、

「型:基本」をマスターして

初めて言えることなんですよね。


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基本もできていないのに、

オレ流、自己流は、

ただのデタラメ


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お料理教室の先生から学んだ

素晴らしいまなびの極意。

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仕事、スポーツ、芸術…

歌舞伎なんかも、演目の大胆なアレンジができるのは、「型」をマスターしたからこそ…なんでしょうね。だから観た人は感動するのかな。

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「道」の種類はちがっても

やっぱり、その道プロから

学ぶことは多い。

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私も、何かのプロを目指して頑張ります!

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