見出し画像

『100分de名著 吉本隆明「共同幻想論」』先崎彰容(2020・NHK出版)

こちら前から気になってた共同幻想論。
いったいなーに?と思って読み始めたらーーー

なるほなるほど。
こういうのね、なんかわかる。

そして私はこーゆうのが死ぬほど嫌いだ。共同幻想の中で共有される妙ちきりんな物語や空気感、同調圧力ーーー(うえっぷ嫌悪感)

*****

全くの無知・知識ゼロの状態で100分を読み始めたものだから、吉本先生がこの『共同幻想』の推しびとなのか、アンチなのかもわからず・・・・かといってこれ以上読むのすら嫌になってネット検索に活路。

ーーーああ、よかった。なんかアンチっぽい?(たぶん)。
こんなもんが推されるような気色悪い世界になど住みたかないもんね。絶対にヤだ(←言い過ぎ)。

*****

人間があらゆる幻想から逃げられないのだとすれば(←同意!)、私は個人幻想の中に生きていたい。

noteだってね、別アカ作ってわざわざこっちに引っ越してきたのは、なんとなーくできあがる知り合いの輪、フォロワーの輪みたいなのがしんどくなってきたからだ。あ、イヤな人がいるとかではないんですよ? けっして!
皆さんいい方ばかりだし、共同マガジンもコメントのやりとりもそれはそれで楽しかった。いい経験ができたと思ってます(本当!)。

だが、私は根っからの社不。

やっぱ個人のほうが気楽でいい。

noteなんて顔も知らない他人同士の集まりだし、どんなフォロー・フォロワーを抱えてるかだって人それぞれ。だけど、それでもなお『なんとなくの共同幻想』ができあがってくるような感覚があるから不思議である。
そしてそれを1度でも意識してしまえば、何を書くにもフォロワーさんへの気遣いを無視できなくなってくる。

ーーーアル中の人がいたな。鬱の人もいた。生活保護の人も、マエのある人も、〇〇教のガチ系信者さんもいた。

で、あれもマズイこれもマズイと気を使ううちに頭の中で勝手に自由が封じられてゆき、こんなんじゃいったいなんのためにnoteやってんのかわかんなくなってくるな!つまんない!みたいなことになるのである(特に社不は)。

よってこのアカウントはゼロフォロー、ゼロスキ、コメント欄非表示。
孤独だっていいんだ。自由が欲しい!

共同幻想にサイナラして個人幻想に特化した空間を金で買える時代が到来。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?