自分でコントロールできることに集中する。
ここ数年意識している考え方があります。
~Focus on What You Can Control, Leave What You Can't~
“自分でコントロールできることに集中する”
“自分でコントロールできないことはスコープから外す”
「くろちゃんはキレどころがわからない」と奥方が嘆くぐらい、私は気性が荒く、感情の起伏が激しい人間です。人間の本質なんてそう変わるものではないのですが、ここ数年は自分自身穏やかになってきてると思うし、そうあるように努めてきました。
まず取り組んだのが思考ロジックの変換。数年前からとにかく「自分でコントロールできることだけに集中」するようにしています。
例えばネガティブな感情に襲われたときには自問自答します。
これは自分でコントロールできる事象なのか?と
人身事故のダイヤ乱れ
他人の性格・性質
天気・気温
入札案件の結果・失注した仕事
これらの事柄は自分ではコントロールできません。じゃどうするか。今はシチュエーションに応じて「自分でコントロールできることに置換」して対応しています。
人身事故のダイヤ乱れ→迂回ルート検索、電源が使えるカフェで仕事。
他人の性格・性質→常にポジティブな態度で明るく優しくする。
天気・気温→屋内での楽しい過ごし方を考える。
入札案件で失注→負けても、そこから学ぶことを見つけていく。次のチャンスに向けてしっかりと準備する。
ざっとこんな感じです。特に他人の性格や性質なんて変えられないんで、自分は肯定的精神姿勢でいるように心がけて、あとは距離感で対応してます。これやり始めてから人間関係で悩まなくなりました。
自分ではどうしようもないことに対してイライラするくらいなら、それについて考えることはやめて、今できることだけにフォーカスする。そうすることで、不平不満、不安怒りをだいぶ制御できるようになりました。
これは自分にとっては凄くフィットする考え方だな、と思っていたところ、今年の夏に読んだレアード選手のインタビュー記事がまさにこのControl what you can control についてのものでした。
文句を言うのではなくて、その時に自分が出来ることをする。それはもちろん、野球だけではなくて人生も一緒だと思う。
人生には自分ではコントロールが出来ない事の方が圧倒的に多い。それに対して感情的になるのではなく、つねに自分が今、出来ること、すべきことはなにかと考えること。
やるべきことを全力で取り組んでいれば、そうすることで人生が開かれていくものだと信じている
スポーツナビ ~ロッテを牽引するレアードを支える言葉。「Control what you can control」~
いや、一流は違いますね。不惑間際でようやく実践でき始めてウキウキしてたのが恥ずかしいです。
と、いうわけで。
今後も開演時間前にライブ会場に行けるよう、仕事をコントロールします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?