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2023年12月前半日記

12月1日(金)晴れ

寒い。日差しのある外よりも室内のほうが寒い。今日は仕事は休みで、やらなきゃいけないことが何も無いのが久しぶりな気がしてほっとしていいんだな、と思う。やらなきゃいけないことなんて私にはもともとあまり無いはずなのに気持ちの余裕が無かったということなんだろう。
洗濯を済ませるとしばらく行っていなかったTSUTAYAへむかう。本屋さんコーナーをゆっくりじっくりと見て回り、文具コーナーや成城石井コーナーも見ていく。今日は本は買わずに年賀状だけを買って帰りにスーパーへ寄る。
帰宅してキジトラのミーさんを撫でているとミーさんも咳をし出した。私も夫も義母も猫もみんなで風邪をひいている。
午後になるとたっぷりの日差しが部屋に入ってきて、加湿器をつけながら六花書林が出している「六花」vol.8を読みすすめていった。この冊子は毎回執筆者が自由に楽しく書いていて読んでいて気持ちのいい一冊。読了後は家計簿をつけた。

朝:ミニアップルパイ、コーヒー。

昼:ふりかけごはん、なめこと長葱のおみそ汁、カニクリームコロッケ、海藻サラダ、キウイ。

夜:常夜鍋(豚肉、ほうれん草、豆腐、あぶらげ、〆にうどん)。ノンアルレモン酎ハイ。

風邪、私はピークを過ぎたけれど夫はまだど真ん中、という感じ。


12月4日(月)晴れ

地味に風邪が治らない。体も疲れてるし気力もなんだか……と冴えない日が続いている。それでも今日は休みなので、まずは洗濯機を2回かけてシーツを洗い、布団を干し、掃除機をかけ、クイックルワイパーでの床拭き、棚拭き、トイレ、階段、お風呂掃除。ベッド下の埃もきれいに取り、お風呂の天井も拭く。
それから「短歌人」1月号の校正に取り組む。原稿と初校刷は2日に届いて、昨日おとといも仕事から帰ってきた夕方から夜にかけて取り組んだけれど体調のせいか思うように進まなかった。今日中に終わらせたいと思いながら、だんだんと文字の訂正や自分では判断つかない疑問点や固有名詞なんかが、なんかもうどうでもよくなってくる。それでも粛々と進めていき暗くなってからようやく終えられた。
自分で焦って、そんな自分をなだめて、なだめることにも疲れて、へとへとになっている。ご機嫌は自分で取るものという言い回し、ここ数年よく聞くし私もそうだとは思うけれど、今はそれもつらくてそれを思うだけで更にぐったりしてしまう。
交換した冬用のシーツが暖かい。

昼:うどん(とろみをつけて豚肉とたまごと長葱を入れた)。

夜:寄せ鍋(鶏もも、キャベツ、しめじ)、ごはん。ノンアルレモン酎ハイ。


12月5日(火)曇り

一日冬の寒さだった。仕事へ。今日はなかなか作業が進んでいかない感じで一番最後に終了。私の前に終わった人は私より30分早かった。
帰りにヤマトの集配センターに寄って「短歌人」1月号の初校刷と原稿をそれぞれ担当の方に送る手配をする。なんとか今月も無事に終わった。今月は年末進行もあるので月末に2月号の分が届く。一年がほんとうにあっという間に過ぎていく。
帰宅してから、あまりに寒いので石油ファンヒーターを出した。灯油を入れてさっそくつけると一気に部屋が温かくなって、しばらく経つと体から不調のもとがする〜と抜けたような感覚までしてくる。体、冷えてたんだな。
気持ちもちょっと明るんできて、録画を溜めている「名探偵ポワロ」を観ながら8日ぶりにビールを飲んだ。

朝:しらす納豆ごはん、具だくさんのおみそ汁(キャベツ、にんじん、小松菜、あぶらげ)。

昼:辛子明太子のおにぎり、セブンの鶏だんごと生姜と根菜のスープ。

夜:鶏ももとピーマンの柚子胡椒煮、茹でキャベツのおかか和え、豆腐と三つ葉のかきたま汁、義母の作った煮物。ビール。


12月6日(水)晴れ

仕事。今日は多くもなく少なくもない作業量プラス汗だく作業で、終了時間も順番もまあまあというところ。以前は、たぶん無駄な動きや焦りから作業時間がかかっていたのもあるだろうけど、だんだんと他のスタッフと同じタイミングで終えらるようになってきた。
発注してもらった備品が幾つか入荷したので最後に各階を回って補充していく。
家に帰ったら急にぐったりと疲れが出る。風邪は治りそうで治らない状態が続いていて、口内炎ができたりしているので免疫ケアを謳っているドリンクを飲んでみたりする。
旧Twitterを見ていると短歌のフォロワーの方たちがこぞってヒグチユウコの切手シートを購入していた。明日郵便局に行かなくちゃ。
夕食はまたしても鍋。休みの夫が作ってくれた。
鍋は良い。鍋は良いな。

朝:納豆ごはん、大根とあぶらげのおみそ汁。

昼:レンチンのスープカレー、大根とあぶらげのおみそ汁。

夜:夫が準備した鶏だんご鍋(鶏だんご、白菜、長葱、ニラ、えのき、まいたけ)。ビール。


12月7日(木)晴れ

暖かくなった。休みの今日は、先月末から続く風邪もあるし一日布団で寝てようかなとも思ったけれど、ふと、本屋さん行こうと思いたつと気持ちがシャンとする。
まずは洗濯をし、本屋さんの前に郵便局だった、と昨夜のヒグチユウコの切手シートを思い出したのでさっそく最寄りの郵便局へ行く。そこでは在庫がある切手シートが壁に掲げてあって、それをじぃぃっと見ていると局員さんが声をかけてくれた。
何かお探しですか?
あ、あの、ね、猫の…
ああ!これですね。
ああ、はい、お願いします
1シートでいいですか?
あ。…じゃあ、2枚お願いします
と、思わず2シート購入。他に84円の冬のグリーディングも1シート。
かわいい切手にうれしくなりながら、駅前の本屋さんへ向かう。久しぶりなこともあっていろいろ気になる本があったけれど、小山田浩子のエッセイを2冊と雑貨コーナーで見つけたトートバッグを購入。今月誕生日なのでささやかな自分へのプレゼント。

良い買い物ができた。

楽しい買い物に、ここしばらく続いていた不調からくるふさぎがちな思いが体から抜けたようだった。
ランチは併設されているタリーズで。読書もすすんだ。
最後に園芸屋さんへ寄りベランダの鉢植えに幾つか選び、帰宅してさっそく植える。ベランダに色のあるものができてうれしい。もっとベランダに鉢植えを増やしたくなるけれど、今の自分の手入れを思うと無理だなとすぐに思いいたる。今だっていっぱいいっぱいになるときがあるのだし。

昼:タリーズにて、たらこスパゲッティ、ミニサラダ、コーヒー。

夜:豚バラ大根、だし巻きたまご、鶏ササミとにんじんと九条ねぎとレタスのサラダ、えのきと小松菜のスープ。ビール。


12月9日(土)晴れ

なかなかすっきりと風邪が治らない。私の風邪がうつった夫の方が先に治っている。
仕事。今日は稼働率があまり高くなく、ほどよい作業量で真ん中くらいの順番で終えられた。全体的にも早く終わり、Kさんの声がけで残れる有志のスタッフで普段の作業ではできない細かなところをやることに。プラス一時間ほど。このときに、真昼間なのに怪奇現象?というのをOさんとともに体験してしまう…。きゃーきゃー言っていると、楽しそうだなーとMさんが顔を出したけれどつい今しがた起きた現象を伝えるとさっと顔つきが変わり行ってしまった。
仕事中は元気だけれど、帰宅すると一気にぐったりと疲れ果ててしまう。一日の元気を全て仕事に使っている感じ。昨年までならこたつで横になればすぐに眠れて心身ともに回復できたのに、今年は、今の仕事の影響なのかまだ根本的に慣れていなく不安が強いのか、こたつで横になっても殆ど眠れない毎日で、夜の眠りも浅い日が続いている。年齢的なものも出始めているのだろうか、これがこれからの普通になるのかと思うと、眠るのが好きな自分としてはつらい。体もつらいけれど気持ちもつらい。
職場で受験生のお子さんがいる人たちがR-1を飲ませていると話していて、自分もしばらく飲んでみる。

朝:納豆ごはん、具だくさんのおみそ汁(キャベツ、にんじん、大根、あぶらげ)。

昼:鍋焼きうどん、高菜おにぎり。

夜:たこと水菜と玉葱のカルパッチョ、切り昆布煮、しらすと葱のオムレツ、鶏手羽中の塩焼き、えのきのかきたまスープ。ビール。


12月10日(日)晴れ

仕事。今日は指示書で見る限りはまあまあの作業量だけれど、蓋を開けてみると大変だった。それでもそれは私だけでなく他のスタッフも同様で、作業ペースがあまり変わらないことに、自分も、もうみんなと同じようにすすめられているんだと実感する。作業が遅いときはちゃんと遅くなる理由がある。今までは訳もわからず遅くなるときがあって、まわりのスタッフの作業ペースが早いことももちろんあるけれど、たぶんそれが自分としては不安だったのだろう。
作業が終わってからはまた備品当番のお仕事で、他の担当者と一緒に各階を回る。年末年始をはさむため1か月丸々発注できなくなるためあれやこれや確認しながら悩んでいたら、帰りがすっかり遅くなってしまった。
今日もぐったり。舌にまで口内炎ができてしまう。
さすがに今日はお昼分の食事はせず、夫が準備してくれた夕食を食べた。今夜も鍋。鍋は良い。

朝:納豆ごはん、白菜とあぶらげのおみそ汁、切り昆布煮。

夜:夫が準備してくれた、きりたんぽ鍋(きりたんぽ、白菜、鶏もも、長葱、ごぼう、えのき、まいたけ)、マカロニサラダ、コロッケ。ビール。


12月11日(月)曇り

曇っていて肌寒い一日。お休みなので何かやりたいのにぐったりと体と気持ちの芯が疲れている。
まずは洗濯、それから掃除機をかけてクイックルワイパーでの床拭き、棚拭き、トイレ、階段、お風呂掃除を済ませ、少し早めの昼食に幸楽苑へ行った。温かいラーメンがおいしい。その後はスタバでコーヒーと読書と思って本も持参してきたけれど、なんだかどんよりとした寒さに参ってしまい、マツキヨに行って口内炎の塗り薬を買って帰ることにした。
帰宅してからまずは白いものを染めるためセルフカラー染め。気をつけてはいるのだけれど毎回少しずつ洗面台まわりを汚してしまう。そのあとはこたつでお昼寝。ぐっすりと眠れた。
夕方からは歌集を読む。富田睦子歌集『声は霧雨』(砂子屋書房)。子育ての歌を中心に第一、第二歌集から地続きのように続いているのだけれど、確実に歌が変わっていて、良いなぁ…と豊かな時間を過ごせる。歌集、やっぱりおもしろい。

めくるめく、と言うときかすか日めくりは海からきたる風にはためく/富田睦子『声は霧雨』

砂子屋書房(2023年)

夜は録画したグレートレースを観た。2023年の丹波での雨によるぬかるみの里山でのレースで、毎度のことながら見応えがあった。
今夜は早めに21時半に布団に入る。

昼:幸楽苑にて、ネギ味噌ラーメンに味玉。

夜:鍋しゃぶ(豚肉、白菜、もやし、長葱、〆にたまご雑炊)。ビール。

雑炊、しっかり食べる。


12月12日(火)雨、曇り

仕事。今日は少なめの作業量プラス汗だく作業で、スムーズにすすめられないところがあった。まぁでもそれでもまわりと同じような作業終了時間で、私だけ極端に遅いわけではない。大丈夫、大丈夫。できてるぞ、自分。
帰宅して、久しぶりにゆったりとした気持ちになりいろいろと書き物をする。体調もだいぶ治ってきた。よかった……。

朝:納豆ごはん、わかめとじゃがいものおみそ汁、白菜とピーマンと魚肉ソーセージの炒め。

昼:ローソンのあんかけ焼きそば、インスタントのなめこのおみそ汁。

夜:いわしのハーブソルト焼き、トマトとセロリのサラダ、ポトフ(ソーセージ、キャベツ、にんじん、玉葱)。ビール。


12月13日(水)晴れ

誕生日の今日はお休みをとった。46歳なんてびっくりだ。自分の変わらなさ、幼さに愕然としてしまうけれどまずは健やかに穏やかに暮らしていきたい。
今日は夫も休みなので2人で宇都宮美術館へ行くことに。企画展が「ヨシタケシンスケ展かもしれない」。そのイラストは何となく見たことがある程度のヨシタケシンスケさん、展示されている創作ノートに圧倒されてしまった。考えて考えて、更に考えて創作をされている。物凄かった。創作ノートをじっくりと見れた絵本、『あつかったらぬげばいい』(白泉社)を購入し、ランチは美術館内のレストランで。窓から見える冬の晴れた森の風景が美しい。

週末や冬休みに入ってからは予約しないと行けないシステム。平日なのでふらっと入れたけど、確かに混んでいた。


途中、普段は行かないスーパーで今夜食べるものを買い、赤ワインも買ったので、夫がおいしいパンも買おうと帰りがてらパン屋さんにも行く。
穏やかに心満たされた一日。

昼:宇都宮美術館内のレストランにて、ハンバーグランチ(ハンバーグ、サラダ、ライス、フルーツサンド、コーヒー)。

夜:牛タン焼き、アジのなめろう、馬刺し、オリーブ、トマトとパプリカとレタスのサラダ、お惣菜のベーコンポテトグラタン、海老の唐揚げ、鶏つくね。赤ワイン、ビール。

赤ワインはココファームの農民ロッソ。


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