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海外へ出稼ぎに行く話。

やぁ、いらっしゃい。今日もよくきたね。

1日にずっとPCやスマホに向き合っているとさすがに目がやられてくる。
もともとIT関連のお仕事だ。PC前にいることなんて慣れている。

とはいえ、執筆やSNSも生業のひとつとなってくると話は変わる。
いや、なかなか目に来るねこれ。しっかり寝て回復する時間大事。


ワーキングホリデー。


ワーキングホリデーといえば、2か国間の協定に基づいて年齢に制限を設けた青年が異なった文化の中で生活し、休暇を楽しむ制度。

とは言え、もちろん滞在資金は必要となりそれを補うため、一定の就労を認める査証及び出入国管理上の特別な制度となる。

ちなみに原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できないそう。
私は活用したこともなければ、考えたこともない。

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基本的にはワーキングホリデーの方針として、だらだらと海外へ遊びに行かせるというものではなく期間を限定し、異国の文化の中で生活し交流を図る。

時は労働も行い、特に語学やビジネスを学ぶ場としても活用される。

様々な希望や野望をもって海外に臨む若者もいれば、ただ漫然と無計画に突入しようとする猛者も中にはいる。

今回はそんなワーキングホリデーのお話だよ。

資格要綱。


原則30歳を限度に、人数も毎年制限があるため誰でも行けるというものではない。

素人が役所に申請して、ワーキングホリデービザを取得しようと無策で特攻しても基本的には門前払い。

所定の手続きと、資格要綱をしっかりと満たしている必要がある。

海外で稼ぐためのワーキングホリデーと言っても、手元にそもそものお金の準備すら出来ていない危険人物をみすみす放り込む訳にもいかない。

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人気のある国はカナダやオーストラリア。
一部を除き、学生の頃海外に行ってる人ってこの辺りが多い気がする。

日本と対各国間の友好と政治の絡む制度の為、尚更ややこしい奴は対象外にしていかないと色々面倒もあるのだろうさ。

なまじ耳障りのいい話が聞こえてきやすいだけに、溢れるような申請数が届いてそうな気がするよ。

ホームステイ先。


まぁ、それでも達者な学生さんや見識ある若手社会人の人であれば、それなりに準備も手続きも行って出航していくというケースもあるんだと思う。

基本的には、エージェントと呼ばれるワーキングホリデーに特化した業者を介して手続きをすることが多い。

国内である程度、前半の予定を決めておき、慣れてくれば自分で探すも良し。エージェント頼りにサポートを受けるもよし。

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やはり現地に降り立って、最初に苦労するのは宿泊先。

それらを手配して、地域ごとに選べるよう準備をこなしてくれるため、エージェント需要は絶えることがない。

若い人からすれば、現地空港に到着すれば受け入れ先のファミリーが改札で歓迎の画用紙でも持って待ち受けている。

なんてシーン、見たこともあることだろう。

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どうあれ、到着と同時に行き倒れなんてハードモードは両国としても困る。

言語は通じないけど、受け入れ慣れしているホームステイ先の住人であればラッキーなのかもしれない。こちらも相手方も慣れてなくてグダグダなんて前途多難もいいとこだよ。

まぁ、今はネットも発展しているし、自分で探すことだって可能だ。
何せ1年間。耐え抜いて帰ってくることに意義がある。

日本とはまた違う環境で得られることも多いだろう。

農業を目指してみる。


H氏は30歳のビジネスマン。

個人事業主として、IT関連で自分で生計を立てている。
一応下請けさんの1人。とは言え火の車。

ワーキングホリデーに参加出来るギリギリの年齢で、急に何を思ったのか突如として海外に思いを馳せた訳。

一応小さいとは言え、仕事を共有している案件もあるし独自のお客さんもいるのに一年も日本を離れて大丈夫?と心配になる。

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「大丈夫です、余裕で海外からでも対応出来るんで」

何を根拠にそんな自信が・・・と思いつつ、苦笑いで話を聞く。

どうやら、結局聞き出していくと前述の出稼ぎ目的だそう。
場所はオーストラリア。何して働くのと聞くと、農家労働という。

日本の円安に加え、海外の景気の向上は著しい。
特にオーストラリアは物価の上昇に比例して収入も高く、確かに日本から短期でも出稼ぎに行けば見合うメリットは想像に難くない。

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とりあえず、行くのはいいとしてクライアントの仕事は任せられない。
ということで私からの仕事は全ロスト。程なく自分の顧客も全ロスト。

全てを失った決死行。
エージェントに手引され、僅かの種銭を頼りにH氏は旅立っていった。

誰も見送りはなかった。私も行ってない。

現地からお送り。


日本を離れたかと思えば、H氏は近況をSNSで発信することが多くなった。

現地ホームステイ先の食事環境や、シャワーの利用時間など。
日本とは全く違う状況下での生活に楽しんでいる素振りで苦行を続けていた。

毎日のようにストーリーズが上がるので、とりあえず見ていたが農業はどうしたと言わんばかりに語学の練習と、バイト先の断られ動画みたいになっていた。

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ワーキングホリデーは現地の労働は原則自由に選ぶことが出来る。
その為、カフェや販売で働くことだって問題ない。

農業は特例で1年のところを2年、3年と延長が出来るケースもある。
これはこれで優遇措置でもあるし、年間通じて採取や育成とやることが変わる。

確かに3年くらいは継続しないことには、酸いも甘いもへったくれもないって話。

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それにしても、H氏の根気は凄くて毎日のように色々飛び込み面接をして断られる。

その時に断られた文言を英語で書き出し、「これはこういう意味だった。こう返すべき」みたいなケーススタディ型やってみた系動画になっていた。

行き当たりばったりでこれとは、なんとも残念なところがH氏らしい。

これから。


どうあれ、異国の無収入での1年はつらい。

物価が高い分、わびしくもなる。
物価が高い分、収入だって高くなる環境。

しかしどこも雇ってもらえない。
無収入で物価高は辛すぎるよ。

異国の30過ぎで言葉が通じない飛び込み面接。
そりゃ厳しいよ、マーケティングどこいったんだ。

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という、状況で約4ヶ月。

未だに、絶えずストーリーズは上がっている。
英語と飛び込み面接。需要の有無は置いておき愚直に毎日発信中。

マックスむ◯い、かな。

真面目な話、しっかり海外で働けば年収2,000万円とも言う。

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一見夢があるように見えるが、それほどまでに海外は旺盛で、かつ日本がしょぼくれてしまっている図式でもある。

行動力を生かすのならオススメ出来るのかな。
若い内の海外経験は色々勉強になるね、時代柄やりやすい。

ご利用は計画的に。

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